読書
少し前に評判となった本だと思っていたのですが、発行は2000年、もう20年以上前の本でした。 男と女は、脳の特性が生物としての異なるので理解し合うのは難しいというのが趣旨です。 というか、違っていることを前提に付き合え、という主張です。 生物として…
メンタルヘルスとか、病気休暇とか、はたまた休職とか、耳にはしますが具体は分からないものです。 精神を病んでいるというのはさすがに分かるのですが。 メンヘラとかと約されると、ストーカーをしがちな人とかそんな印象もあります。 しかし、仕事をしてい…
人間の感情はいろいろあります。 それなのに、感情をコントロールする本といえば怒りばかりです。 現代社会では、怒りはマイナスの影響を与えるものと認識されているのでしょう。 喜びやうれしさをコントロールするための本とか聞いたことがありません。 今…
今日、北陸で大きな地震がありました。 東日本大震災の被災者として、地震にはやはり敏感です。 恐れが蘇るとか、何かしなくてはとか、そういう具体的なものではないのですが、どうしても、被災直後のことが思い出され、あういう体験は誰にもしてほしくない…
今日は、子供のカウンセリング現場についての書かれた本を読みました。 「子どもの心が傷つくとき」という本です。 事例中心なので、とても興味深く読みました。 印象に残ったことを話します。 主として子供の心が傷ついているとき、大きな要因は大人にある…
2回続けてがっかりの報告です。 「ラカンの精神分析」という本を読みました。 多少なりとも精神分析の理解が得られるかと思ったのです。 全く理解できませんでした。 どうしてそうなったのか。 理解できないなりの感想を述べます。 いろいろ思うところがある…
自己肯定感についての本を読みました。 自己肯定感という言葉は、存在そのものに悲劇的要素を感じます。 本のタイトルは「悩む心に寄り添う」、心理臨床家の高垣忠一郎さんが著者です。 内容にふれながら感想を述べていきたいと思います。 著者は、不登校の…
心理士のエッセイを読みました。 めずらしいです。 心理学の本といえば、実用書がほとんどです。 それに、専門書が多少混じります。 本屋の棚を見れば、誰でもそう感じると思います。 もちろん、エッセイはどの職業の方が書いても問題ありません。 ですが、…
人間はしょっちゅうウソをついています。 人間などと格好つけなくても、自分がウソをついているのは間違いありません。 料理の味、テレビ番組の感想、相手の実績、枚挙にいとまはありません。 本音っていったらいったで問題ですから。 受け取られ方が悪いと…
よく眠れていますか? 私は加齢とともにぐっすり眠れることが減りました。 それでも、睡眠不足にならずにすんでいるので、健康なのでしょう。 今回は睡眠を題材にした本を読みました。 「よく眠るための科学が教える10の秘密」です。 印象に残ったことなど…
和田秀樹さんの本はこれで二冊目です。 タイトルは、「あなたはもっと怒っていい」です。 何ですと! アンガー・マネジメントの研修は、一時期けっこうありました。 いわく感情のピークは6秒間、そこを我慢するなど。 怒りはコントロールする対象であって、…
共感覚というものを初めて知りました。 50数年生きてきて、そんな感じ方があったなんて驚きです。 世界は広い。 自分は何も知らないに等しい。 何歳になっても初心者です。 今回読んだのは、長く変わったタイトルの本です。 「1は赤い。そして世界は緑と…
態度やしぐさは,その人の心理を表すことがあります。 ありますというか、よく表しているといってよいでしょう。 しかし、それが表す意味は注意深くないと分かりません。 今回は、そんな言葉以外のものが伝える心理についての本を読みました。 「FBI捜査官が…
人との距離の取り方に難しさを感じませんか。 今回読んだ本は,このことをテーマにしていました。 「離れたくても離れられない人との距離の取り方」です。 内容にふれながら感想を述べます。 筆者は人との適切な距離があるといいます。 そして,つらいのは近…
分かるような分からないような題名でした。 「感情トレーニング」 感情って鍛えるものでしたっけ? と思いながらページをめくりました。 著者は,和田秀樹さん,一時期テレビでよく見た方だと思います。 不思議な題名でしたが,読みやすく楽しい本でした。 …
コミュニケーション能力とは何か。 これが今回読んだ本の副題です。 主題は「わかりあえないことから」です。 著者は平田オリザさん,演劇の演出家,脚本家です。 演芸は伝える芸術。 コミュニケーションについて深い話が読めるのではないかと思いました。 …
アドラー心理学の実践ガイドを見つけました。 しかも,教育の分野です。 「幸せになる勇気」で教育におけるアドラー心理学のあり方を提示していましたが,今ひとつ納得しかねるものでした。 今回は創作ではなく,現役の教員で公認心理師の方が書いたものです…
詩集のように言葉が少ない本を読みました。 タイトルは「悲しみを忘れないで」,著者は臨床心理士の諸富祥彦さんです。 これは,東日本大震災の被災者に向けた本のようです。 ですが,大きな悲しい出来事を経験した人すべてに役立ちそうな気がしました。 被…
短所だらけの私に向いている本を読みました。 「短所大辞典」 おそらくは短所の読み替え本だと思われます。 さっそく読んでみました。 正解。 辞典というだけあって,「あ」から順に性格をついて述べていました。 一つ一つの項目は,概論とそういう性格の人…
今回読んだ本もセンセーショナルなタイトルが付けられていました。 「みんなに好かれる人避けられる人」というのがそれです。 人を分類して,その性質を列挙している。 そんな内容が想像されます。 しかし,中身はそうではありませんでした。 人とトラブルな…
人との関わりに興味を持って様々な本を読んでいます。 今回は「コミュニケーションをシンプルに」というタイトルの本を読みました。 対話での意思疎通にも興味があります。 ですが,読み始めてすぐう~んという感じになりました。 何がう~んだったのか。 そ…
人間関係についての本を読もうと思い一冊選びました。 「人間関係『違い』がわかればうまくいく!」という本です。 読み終えて,このタイトルは少しちがうと思いました。 「違いがわかれば人間関係もうまくいく」 こんな内容の本でした。 とはいうものの,た…
ここ数年,コミュニケーション力ほど重視されている力はないかもしれません。 就職関連に書籍,サイトではコミュ力,コミュ力と繰り返し出てきます。 そこで語られるコミュ力とは,他人とコンタクトを取る力が中心のようです。 要は陽キャかどうかってことの…
新しいことを始めよう,何かに挑戦しよう。 そう思うことはよくあります。 そして続かずに止めてしまう。 これもよくある話です。 というか運動やダイエットで自分がよく経験していることです。 今回は,そんな実行力にかかる本を読みました。 「小さな習慣…
発育上の問題がある子供の指導法についての本を読みました。 「PCITから学ぶ子育て」という本です。 PCITとはペアレント・チャイルド・インタラクション・セラピー,つまり親子交流療法の頭文字です。 どういった療法なのか。 本を読んでの交流を交えながら…
「親子のカウンセリング教室」という本を読みました。 これはカウンセリングの事例集です。 カウンセリングで子供の問題が解決した事例が18載っています。 カウンセリングの事例の本はあるようでありません。 なので勉強になりました。 読後の感想を述べま…
くまのプーさんは有名なディズニーのキャラクターです。 やさしくお人好しです。 このキャラクターの一日を使って、マインドフルネスを表現した本を読みました。 「プーさんと一緒にマインドフルネス」という本です。 おもろい試みと思いました。 さて,童話…
また,おもしろい題名の本を読みました。 「かちんむかッぐさッ」です。 誰かの言葉が自分に向かったときの様子ですね。 マンガの擬音としてもよく使われています。 題材としては,人間関係です。 これを神智学的見地から述べた本でした。 印象に残ったこと…
何ともストレートな題名の本を読みました。 「『めんどくさい』の取り扱い方法」というタイトルです。 私はどちらかといえば,自分が「めんどくさい人」と分類されないかと心配なタイプです。 なので,そういう取り扱いをされないために気を付けよう,という…
心理学の棚で心理学っぽくない本を見つけました。 「奇跡の生還へ導く人」というタイトルです。 すごく落ち込んでいる人を助けるカウンセラーの話かと思いました。 とんでもない勘違い。 もっと神秘的な話でした。 内容にふれながら感想を述べたいと思います…