ギスカブログ

   読書しながらスモールライフ「ギスカジカ」のブログ

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今日から師走

1 師走

寒く成りました。

クリスマス・ソングが響いてきてます。

一年で最後の月、師走です。

この年齢になると12月も1月もあまり変わらないのですが、それでも今月というか今年中に片付けたいことが出てきます。

最後の月というのは、先延ばしにしてきたことをするにはいい理由です。

2 カード類の整理

まずは銀行口座。

あおぞら銀行を解約することにしました。

あおぞら銀行は利子が高かったので、すぐに使わないお金を入れていました。

貯蓄用口座ですね。

しかし、黒田さんから植田さんへと時代は変わり、他行の金利も上がってきています。

あおぞら銀行の優位性がゆらいできました。

金利というアイデンティティがゆらいでいるのだから、普通だったら他行よりも高い金利を維持すると思います。

しかし、やってません。

いや、できません。

もはや、あおぞら銀行金利ナンバー1を維持できないのでしょうね。

ユニチカの債権回収も遅れるそうですし。

米国への投資も失敗で、株の配当もやめてますし。

ということで、金利を上げることはしばらくできないだろうなあと思います。

こればかりが理由というわけでもないのですが、あおぞら銀行から他行にお金を移動させることにしました。

あおぞら銀行、いい銀行でしたけどね。

ゆうちょATMを手数料無料で使えましたし。

さて手続きですが、サポートデスクに電話することが必要でした。

ネット上で申し込むのではないのですね。

しかし、電話がフリーダイヤルなのが良心的。

有料の普通の電話でいつまでも待たされると、ほんとイライラしますから。

すぐに電話のつながりました。

説明も分かりやすい。

書類を送ってもらうことになりました。

驚いたことは、キャッシュカードを裁断して送り返してほしいということ。

通帳もないから、カードだけなんですがこの辺りは普通の銀行と似てるんだなあと感じます。

以前、別のネット銀行の解約の際は、処分してくださいで終わってました。

元々はお硬い政府系銀行でしたからね。

その名残りでしょうか。

次に、楽天銀行のデビット機能の停止

楽天銀行で普通口座をつくるとデビット機能が普通についてきます。

まず使わない機能です。

なぜって、楽天銀行って単独で開設しません。

楽天カードとセット開設がほとんどでしょう。

だから、楽天銀行のデビット使うより楽天カード使うのが普通です。

さらにいうと、楽天ペイで払うなら、カード類持たなくてもいいですし。

なので、使わない機能は停止。

こちらもフリーダイヤルの電話で申し込み。

書類もなしで済みました。

最後は、イオンカードの解約。

最近、不正利用が話題になってましたね。

イオンカードには、少し思い入れがあります。

何せ初めてつくったクレジットカードでしたし、いろいろとお得に利用できたので。

封書で利用状況を送ってきていた頃は使いやすかったんですけど、だんだんネットだけになったら使いにくくなりまして。

ネットの方が便利なんじゃないの?

という意見もあるでしょうが、サイトやアプリの使いやすさは千差万別。

イオンは決して使いやすくないです。

整理してきているとはいえ、ポイントや電子マネーもわかりにくいし。

最近は使わなくなってきたので、もういいかなと。

イオンで映画見たり、買い物したりするには便利なんですけどね。

こちらはサイト上で手続きできました。

20年以上使ってたんですね。

解約して初めて認識する事実。

イオンモールの近くに引っ越したら、再びつくるかもしれませんが。

でも、年金生活者ってクレジットカードの審査通るのかなあ。

3 自動車修理

わたしはジムニーシエラに乗っています。

この間、2回目の車検を受けまして、いい感じの中古感が出ています。

とはいえ、手放すつもりはなく、この車を最後の愛車として乗っていこうと思ってます。

自家用車通勤をしている関係上手放すこともできませんし。

ここ2台は10数万キロ乗ってから手放していたので、この車もそのくらいは乗る予定です。

さて、スズキの車に乗るのは初めてなんですが、よくネット上でこんな評判を見かけます。

スズキはサビやすい。

スズキは耐久性が低い。

まあ初めてなんで分からないんですけど、いろいろつくりがチャチなところは目につきます。

プラスチックの部分とかね。

でも、値段相応というかそんな気もします。

他車に比べて、品質が悪いってことはないと思います。

そんなスズキ車ですが、今回珍しいところが壊れました。

トランクボックスです。

ジムニーの後席の後ろにわずかばかりのトランクがあるんです。

取り外し可能な箱が。

取り外すと、下に車載工具が入っています。

そのボックスが壊れたんですね。

どこがというと、フタを固定しているところが。

なんかフタがガタガタするなあと思ったら、フタを固定するネジのところが取れてました。

これ、薄いプラスチックをネジで留めているだけなんですが、そのプラスチック部分が取れちゃったみたいなんです。

エエーッ。

もっと頑丈につけといてよ。

とはいうものの、取れたからには仕方がない。

ネジを付け直そうと思いました。

ところがですね。

ネジかと思ったら、はめ殺しのビスでした。

取れません。

う~ん、どうしたものか。

ディーラーに持っていくと、部品交換でしょう。

いくらか。

値段をネットで調べました。

純正品は見つからなかったのですが、純正品そっくりのものは14800円でした。

高っ!!!

おそらくディーラーでは、ライン登録のお友だち価格でも、もっと高いでしょうね。

ちょうどよく中古品でもあれば安くなるでしょうけど。

というわけで修理です。

いろいろ考えたのですが、結局、皿ネジでプラスチック部分を固定するのがいいのではないか、という結論になりました。

まあ、乱暴ですけど、ネジ固定が一番確実だし。

皿ネジならネジ頭も平らになるし。

というわけで、さっそく作業です。

プラスチック、プラスチックといってましたが、ABS樹脂です。

だから大丈夫だと思いますけど、割れるとこわいのでドリルで導線を開けました。

それからゆっくりネジ止めです。

慎重に、慎重に。

こんなに慎重にネジ止めしたのは、ウクレレにストラップピンを付けた以来ですね。

ようやく止めて完成。

フタはというと、よし、動かない。

まあ、見た目はあれですが、ほとんど見えませんしね。

自分としては、よい修理ができたと思います。

4 これから

今後も片付けなきゃいけないものが出てくると思うのですが、ひとまず気になっているところは終了しました。

あとは着なくなった服とかかなあ。

その辺りは正月休みにでも考えることにします。

朝、シカと目が合った!

1 野生動物増加

野生動物が増えてますね。

クマが人里近くに現れた!というニュースもめずらしくありません。

自然が豊かになっているのはいいんですが、人と動物の共生はなかなか難しいものです。

法律守りませんからね、動物。

今朝(11月27日)窓の外を見てびっくり!

こんな方々と目が合いました。

ニホンジカです。

3頭いました.

もう1頭はこちら。

カメラ目線は外してますけど、最初に見たときはばっちり目が合いました。

スマホで写真撮るときは何でもなかったんですけど、一眼レフ構えたら急に目線を外しまして。

銃とかと勘違いしたのかなあ。

それにしてもです。

田舎には住んでますけど、こんな近くにシカが出るなんて。

初めてです。

畑のネギを食べに来たのかなあ。

ネギ、辛いと思うのですが。

2 ニホンジカカモシカのちがい

ちなみにこの動物、最初はカモシカかと思ったんです。

なぜって、シカといえば点々模様に茶色じゃないですか。

バンビのイメージです。

この方々は灰色ですし、立派な角もありません。

なのでカモシカだと思ったのです。

で調べたら、残念、ちがってました。

まず、毛皮の色ですが、冬は灰色になるのだそうです。

次の角ですが、角はオスだけ、メスにはありません。

それに、カモシカはもっと毛がふさふさしてますし、オスにもメスにも短い角があります。

よって、この方々はニホンジカのメスで確定です。

ちなみにオスとメスに別れて群れをつくる習性があるそうです。

ますますニホンジカでまちがいなし。

3 宮城県ニホンジカ

宮城県ニホンジカについて調べてみました。

以前は、数を相当減らしていたそうです。

宮城県三陸海岸の南端近くに金華山という島があります。

神社がありまして、島全体が神社の敷地という、霊験あらたかな島です。

ここに神鹿として野生のニホンジカが住んでました。

それと対岸の牡鹿半島にもいました。

要は、罰が当たるから捕獲できないシカぐらいしか生き残っていませんでした。

そのくらい数が少なくなっていたのです。

それがですね、近年数を増やし始めまして、宮城県北上山地のあるところのみならず、北上川西岸にも分布を広げているのだそうです。

保護もあるのでしょうけど、単純に田舎の人口が減った分、野生動物が増えたのではないかと思います。

耕作放棄地が増えてますからね。

それに人家が近いので狩猟はあまり行われていません。

なのでニホンジカが増えやすくなったのだと考えられます。

わたしが子供の頃、というか平成一桁ぐらいまでは、この辺りでシカといえばたま~に現れるカモシカだったんですけどね。

4 ニホンジカの食性

草食で毒性のない植物なら何でも食べるそうです。

というわけでネギも食べられることでしょう。

実際には食べていませんでしたが。

冬の最中には、ササの葉も食べるらしく、ほんとに何でも食べるようです。

写真の後ろにカキの実が写ってますね。

もちろん渋ガキなんですけど、最近はカキの木を植えた農家もカキの実とらないんですよ。

渋抜きとか作業もめんどうだし、第一そんなに食べられないんで採ったカキを腐らせちゃうんです。

なので、子供の頃にはありえなかったんですけど、カキの実は木にならすまま放置しているのです。

これもシカのエサになってるんじゃないかなあ。

多少渋くても食べられると思うし。

人口が減ると、こういうことも起きるのです。

5 共生できるの?

このままシカが増えたらどうしよう。

そんなことを空想しました。

自動車に当たってくることもあるそうですし、向かってきたらお年寄りと子供は勝てないでしょう。

ちょっとこわいですね。

当然、野菜というか畑の被害も増えそうです。

シカと人、お互いが幸せに暮らすには、それぞれが住む場所を分ければいいのでしょう。

が、そうもいかないのが現実。

ここに居てといって、きいてくれる相手ではありませんし。

いろいろ考えた結論は、あまり近くにいてほしくはないなあ、です。

動物が近くにいてうれしい。

自然豊かな土地に暮らせて最高!

そういう気には、なれませんでした。f:id:gisukajika:20241127225608j:image

はてなブログ(アプリ)に残る下書きを消す

1 はてなブログアプリ

はてなブログの記事をどのように書いてますか。

わたしはパソコンで書いています。

初期には、エディターで下書きしていました。

今は「見たまま」編集に直接書いています。

こちらの方が早いし、慣れたからです。

それでも、ですね。

出かけた先で思いついたことをメモしたいことがあった時には、スマホはてなブログ(アプリ)を使うのです。

このアイコンのアプリです。

できれば使いたくないんですが、メモですからね。

緊急です。

スマホのブラウザで「はてなブログ」を開いて使うよりは、まあ楽なので。

しかし、ですね。

ほんとこのアプリ使いにくいんですよ。

編集が貧弱なのは慣れました。

そのまま公開できるレベルでは記述できません。

装飾とか、画像添付とか、いろいろ問題があります。

わたしの技能が高くないのも承知でいうのですが、ほんとメモにしかなりません。

まあ、機能面には目をつぶって臨時用として使っていたのですが、どうしても我慢ならないことがありました。

それは、削除した記事がいつまでも残っていること、です。

2 下書きが削除できない(投稿もできない)

このアプリに記述する内容はメモというかアイデアなんです。

つまり帰宅時に忘れないように書いておくという、そういうものです。

なので、100%投稿する記事にならないんですよね。

没になるのもけっこうあります。

というか高確率で没です。

それで消すんですが、これねえ、パソコンで「記事の管理」から消すと消えるんです。

つまりネット上(わたしのブログサイト上)からは消えるんです。

ですが、アプリの下書きを開くと残っているのですよ、記事の残骸が。

そして、改めて消そうとしてもエラーとなって消えない。

投稿してから消そうと思って投稿しようとしてもできない。

まさに、ブログゾンビ。

なんなの一体。

実害ないのでそのまま放置してもいいのですが、まあ気分はよくないですね。

アプリから記事を書こうという気が失せてくるんですね、見る度に。

ネットで調べると、アプリをアンインストールして再インストールすると消えたというのを見つけました。

さっそく実行。

消えない!

まあ、iOSとかアンドロイドとか、いろいろ使用環境があるので、ネットの記事がまちがっているとは思わないのですが、さらにイライラがつのります。

このアプリ、アップデートもしばらくないし、もうどうでもよくなって放置なんですかね。

なので、アンインストールして放置しました。

3 驚くべき消去方法

とはいえ、やはりメモ遣いはしたいので、再インストールしました。

時間はけっこう空けましたよ。

そして「下書き」を見ると案の定、やっぱり残っている。

どんだけ現世に執着してるねん。

成仏させるために投稿することもでけへんのやからなあ。

やや記事に対して不憫を感じ始めました。

はてなのヘルプにも問い合わせてみたのですが、ネットであれこれ調べてみると、こんな消し方を紹介している記事がありました。

下書きの記事一覧が載っている画面を下にスワイプする。

これで消えると。

なんでやねん!

どういう仕組みや。

というツッコみが湧き上がりますが、まあやってみます。

簡単ですしね。

そしたら、消えた…。

きれいさっぱり、跡形もなく。

サウロン消滅後のモルドール軍のように。

どうなってんねん。

まったくわからん。

しかし、これによってわたしの不満の消えたのでした。

ネットの誰か、ありがとう。

4 お願い

とまあ、解決したのですが、改めて「はてなブログ」の運営のみなさまにお願いがあります。

あのアプリ、改善してくださいませんか。

GooglePlayのコメント見ても、低評価の乱れ打ちですし。

文字装飾とか画像投稿とか楽にできるようになるとうれしいのですが。

それから、今回みたいな謎機能をこっそり配置するんじゃなくて、もっとユーザーフレンドリーな方法で備えてほしい。

はてなブログ」が好きなので使い続けたいのです。

お願いします。

【書評】チャールズ・エリス「敗者のゲーム」

1 本書の概要

古典的といってもいい、個人投資家への指南書です。

本書の主張はあまりにも有名で、今さら書くのも恥ずかしいのですが、こんな感じです。

1 インデックス投資をしろ。

2 市場に居続けることが大事。

3 手数料は低ければ低いほどいい。

現在第8版ですが、初出は1985年。

そんなに前から、このような主張をしていたんですね。

アメリカは401K で、老後資金のために個人投資が日本のバブル前から盛んでした。

そのくらい投資については進んでいたのでしょうが、驚きです。

改め、その主張について考えて見ます。

2 インデックス指数に連動するということ

インデックスとは指数のことで、まあ株価指数だと思ってください。

世の中には様々な指数があります。

どの株価を取り上げるか等で変わってくるのです。

ということで、指数によって多少の差はあるのですが、大枠そんなに変わらず株価の上下を示すものと考えられます。

これに連動するとはどういうことか。

世の中の株が上がれば上がる。

世の中の株が下がれば下がる。

そういうことです。

つまり、世の中が発展すればあなたも儲かる。

そういう仕組みです。

経済発展と一蓮托生、運命共同体

そんな感じです。

なので、明るい未来を信じれば買いということになります。

株価の歴史を見ますと、まあ通貨の価値がインフレしていることを抜いても、経済が拡大し発展してきたことはまちがいがありません。

なので、信ずるに足るということになります。

時々、暴落があるので、そのことを織り込んでいる(あるものと思って受け流す)ことが大事ではありますが。

インデックス連動にはもう一つの側面があります。

それは自分で売り買いを判断しないということです。

安く買い高く売れ。

そうすれば儲かる。

これは、商売の常識ですが、株に関してはうまくいかないのです。

なぜなら、いつ安くなりいつ高くなるのかは誰にも分からないから。

様々な統計を駆使し説明する人はいます。

いますが多くは結果論で、未来のことは分からないのです。

インデックスは指標に追従するのだから、自分では考えません。

それでは損するのではないかと思われるでしょうが、本書によれば自分で売買判断したものに対して圧倒的勝率だそうです。

なんとかの考え休むに似たりとはいいますが、優秀な方の考えも休むに似ていたわけですね。

3 稲妻の輝く瞬間に市場に居ろ

すごくかっこいい言い回しです。

何ですが、具体的な行動としてはこれ。

資産価値が減っても売るんじゃねえ。

つまりですね、株価が反転急上昇する局面があるからそれを逃さないためには市場に居続けろ、ということです。

下がると利益確定したくなるから売っちゃって現金で持ちたくなりますね。

そうすると資産は預金となり株市場にはいなくなるわけですが、そうすると急上昇を逃すというのです。

これは、先のインデックスの話と同じことを言ってるところもありまして、つまりは急上昇がいつ起きるかを知る人はいないってことなんです。

だから、経済の前進を信じて売らずに粘れよってアドバイスなんですね。

余剰資金で投資しろってのは、こういう面からも正しいのです。

4 手数料の罠

手数料というのは、証券会社の手続き料のことです。

売ったり買ったり管理したりしてくれるので手間賃を払います。

そういうことなので、正当な料金なのでありますが、問題は額です。

なんとなくですが、株で損したら手数料まけてくれないかなって思いません?

負けたんだから、お金ないし。

しかし、手間はかかってるんだからと負けようが何しようが取られるんですよ、手数料。

しかも%で。

定額じゃないんですよ、定率です。

3%しか儲からないのに1%も取られたら嫌じゃないですか。

3分の1ですよ。

でもね、こんな利率、普通に取られたりします。

恐ろしや。

なので手数料は低ければ低いほどいい。

そして、インデックス投資は指数連動であんまり分析もいらないからこの手数料が安いんです。

そういう面でもお得なんです。

5 総評

★★★★★

文句なし。

教科書ですよ、個人投資家の。

今じゃ常識過ぎて本書じゃないと学べないってことはなくなってますが、それは類書が本書の考えを踏襲しているからです。

本家を読むのが一番。

そんな感じです。

読後に一番感じたことは、世界経済の発展を信じてなきゃ投資なんかしちゃいかんってことでした。

自分が投じたお金を使って誰かが儲けてくれる。

それが株式投資なんですから。

生き馬の目を抜く世界といわれたこともありますけど、誰かの金をくすねることばかり考えていては市場に残れないのでしょうね。

「敗者のゲーム」に参加しないよう気をつけます。

夜行バス初体験

1 千葉に行く

突然、千葉に行く用事ができました。

わたしは宮城の辺境に住んでいます。

なので移動が大変。

お金もかかる。

しかも用事のある日は日曜。

土曜と月曜は仕事です。

つまりは日曜に往復しなければならないのです。

まあ新幹線を使えばそんなに大変じゃないんですけど、お金がねえ。

掛けても見返りがある用事ならいいんですけど、そうでもない用事でして。

なるべく安く仕上げたい。

というわけで、高速バスを利用することにしました。

2 予約は楽天トラベル

バスの時刻も値段も何も知らないのですから、まずはネット検索。

いろいろな旅行サイトが出てきます。

まあどこでもよかったのですが、楽天ユーザーであるわたしは楽天トラベルを選びました。

個々のバス会社のサイトでも予約できるようですし、大手のJRのサイトも分かりやすかったんですけど、楽天が使い慣れていたんですね。

それと、個別のサイトでクレジット番号入力するのなんか躊躇しちゃったんです。

イオ○カードの不正利用とか、最近のニュース聞いて。

楽天なら何かあっても補償もちゃんとするだろうし、という気持ちがありましたね。

安いとかお得とかそういうのではなかったです。

travel.rakuten.co.jp

3 高速バスもいろいろ

予約と出発の日が近かったからでしょう。

そんなにバスの種類は選べなかったですね。

行きはオリオンバス

帰りは東北急行バスという会社のものでした。

これ値段がすごくちがってました。

行きが4700円、帰りが5500円です。

帰りが高い!

しかし帰りはこのバスじゃないといけなかったんです。

行きはですね、夜行バスです。

明朝、7時にディズニーランドに着くという、そういうバス。

用事があるのは幕張だったので、舞浜まで行ってくれればラッキー。

そんな感じで複数選べたんですけど、一番安いのにしました。

帰りは、夕方5時発で仙台に10時過ぎに到着のもの。

これ逃すと夜行になって、次の日の早朝着になります。

それだと仕事に支障をきたすので、選べなかったんですね。

この一つ前だと、東京駅に間に合いそうもなかったので。

というわけで値段の違う2種のバスに乗ったのですが、サービスもいろいろちがってました。

4 4列ゆったりバス

この手前に写っている黄色いバスがオリオンバス

実はこれに乗ってきたわけじゃなくて同型のバスを降り口で撮ったんですけど、外から見るとりっぱな感じです。

で、行きのバスはゆったり4列とあったんですよ、説明書きに。

どうゆったりなのかと思ったら、ゆったり感はなかったですね。

中央通路、両脇2人掛け。

普通のバスです。

違うのは、1人用のいすが用意されているというところですね。

ゆったりというのはベンチシートじゃないよって意味でした。

それで窓側だったんですが、夜行バスの窓側はアンラッキーなのでした。

乗って初めてわかる事実。

まず、光を押さえるために窓の遮光カーテンは開けられません。

そして、トイレ休憩では、通路側に断ってから移動です。

つまり押し込められたシートってわけです。

いやあ、まあ寝るだけだからいいですけどね。

もう一ついうと、窓側寒いんですよ、冷気の侵入なのか壁が冷えてるのかわかりませんけど。

ブランケット貸し出しが地味にうれしかったです。

後、リクライニングトラブル対策なのでしょうけど、最初から思いっきり倒してありました。

腰が弱いわたしは少しもどしました。

いろいろ書きましたけど、けっこう眠れたのでそんなに不満はなかったです。

ただ、深夜0時出発、朝7時到着(ディズニーの駐車場開門時間だそうで)を守るために乗車時間7時間は長かったですが。

睡眠時間確保の意味もあったのだとは思います。

余談ですが、ディズニーランドの入場前整列、相変わらず激混みでしたね。

これはバス客が向かってる様子でまだ全然混んでる様子ないんですけど、この先は地獄でした。

蛇行しながら数100メートル延びてました。

整備する係(キャストっていうのでしたっけ)も手慣れたもの。

田舎から行くとほんとびっくり。

値上げでディズニー離れ加速というニュースは何だったの?という感じでした。

事実はいつも現場にあるんですね。

5 3列独立バス

それで帰りのバスです。

800円高いのは、なぜか。

という気持ちで乗ったわけじゃないんですけど、違いは気になります。

わたしは残った2席のうちの1席をようやく購入した者でして、当然のごとく中央席でした。

しかも最後尾。

今回は夜行じゃないので、両側は風景が楽しめます。

とはいえ、用事が済んで疲労困憊なわたしは寝るだけなので問題ありませんでしたね。

最後尾も荷物をシートの後ろに置けるのでよかったし。

それと今回はスマホ充電ができてよかったです。

USB端子でつなぐタイプでしたけど。

足置き場もカーペットで覆われていて快適でしたね。

あと3列なので、トイレに行くときも隣りに気を使わないのもよし。

というわけで高額でしたが3列の方が快適でした。

ブランケットの貸し出しがなかったのと車内放送が割れてて聞き取りにくかったのが減点かなあ。

まあたいした減点じゃないですけどね。

6 夜行バスについて

けっこう眠れました。

利用者も静かだし、姿勢もきついといえばそうですけど、1日ぐらいなら耐えられます。

若者が利用するものって意識でしたけど、初老のわたしでも大丈夫でした。

いい発見です。

新幹線が快適なのはもちろんなんですが、夜行バスもありって感じです。

費用も半分ですからね。

あと2倍以上の移動時間をどう考えるかですが、夜行で寝ると考えればそんなに無駄でもないって感じです。

もっと早くから利用していればよかった。

ホント、そう思いました。

アジアンタイヤを購入した

1 スタッドレス・タイヤの通販

タイヤ交換の時期です。

地球温暖化とか何とか言っても、冬の道路は凍ります。

というわけで冬タイヤ交換は必須なのでした。

4シーズンを超えたわがヨコハマ・アイスガードにガード力はなく、あえなく引退。

まあその予定で夏も付けたままで履きつぶしてたんです。

今回は、タイヤをネットで注文しました。

今は、楽天とかAmazonでもタイヤを買えるんですね。

しかも交換業者を案内してくれるという。

至れり尽くせり。

小売りは大変な時代だなあと思います。

とはいえ、わたしが利用したのはフジ・コーポレーション

www.fujicorporation.com

以前、利用したことがありまして、感じがよかったんですね。

それで通販でも利用しようと思いました。

2 国産メーカー

私が運転を始めた80年代には、ブリザック信仰が極まってました。

雪国はブリザック、凍結路もブリザック。

発泡ゴム最高!

そんな話につられて私もブリザック購入。

まあ確かに止まりましたね。

その後、車を替えた際に、ディーラーに薦められてヨコハマに。

あれっ、これもよく止まるじゃない。

年々、タイヤは進化していたんですね。

というわけでそこからはヨコハマ党に。

とまあ、こんな具合に確かな診断力はありません。

ちなみに、昔はって前提で聞いてくださいよ、私の周りでの止まるタイヤの評判順はこうでした。

ブリヂストン、ヨコハマ、ダンロップ、トーヨー。

正直、国産4社の実力はもう一般ユースでは差がないと思います。

北海道の極寒だと、わかりませんけど。

3 アジアン・タイヤ

スタッドレスタイヤって高価です。

まあ数年に1回しか買わないし、事故に遭わないための保険と考えれば、値段相応ではあるんですが。

節約生活が身に付いている私は、これも節約できないかなあと考えました。

調べると安いタイヤはあるんです。

アジアン・タイヤ

日本もアジアだろ、という誰でも思いつくツッコみを受ける名称ですが、要は中国・韓国製のタイヤです。

数年前までは、品質に難ありという評判でしたが、時代は日進月歩。

かなり改善しているようです。


www.youtube.com

動画の評判ってほんとうのところはわからないんですけど、たぶん大丈夫なんじゃないかなと思います。

それでも心配なので、実店舗に行って店員さんに聞いてみました。

店員さんは、ヨコハマとダンロップを薦めます。

コスパ重視と伝えたためか、ブリザックは薦めませんでしたね。

それで、こちらからグリップ・マックスってどうですかとふりました。

すると、こんな返事。

「タイヤの減りが早いですよ」

もちろんその日に決めるでもなく帰りましたが、この返答が意外。

すべりの話じゃないんだ、減りなんだ。

正直、すべりますよと話されたら考え直すとこでした。

それが一番大事ですからね。

減りかあ、減りなら車も古いし、そんな何年も使うものじゃないからなあ。

早く減ったら新しいの買って、それでもいいんじゃないか。

動画だと3シーズン目の人もいたし。

というわけで、グリップ・マックスを購入することにしました。

4 交換作業と工賃

タイヤの代金は安かったですね。

1本1万円切ってますから。

なのでよかったんですけど、近くのフジ・タイヤで交換することにしたら、送られてくるのに日数かかりました。

まあ、まだ雪降らないから遅くとも問題ないのですが。

1週間ちょっとかかったかな。

タイヤ到着のメールが届いても、店に行けるのは土日。

というわけで、今日ようやく行ってきました。

フジ・タイヤではタイヤ交換の予約がないんです。

店舗で朝受け付けた順にするという、そういうシステム。

開店時間を目安にいったら5番目でした。

お年寄りは朝強いなあ。

開店時間前に並んでいた人に尊敬しながら、まあそれでもよしとします。

さて、ネット購入なのでタイヤ代金は支払い済みなんですが、店での工賃は別です。

けっこう高かったなあ。

タイヤ工賃2000円×4本、バルブ2500円、廃タイヤ処分代300円。

合計に消費税を掛けて、12,870円。

まあ、仕方ないですね。

楽天ペイで払ったんですけど、別にdポイントも付けていただいたのでよかったです。

お前は甘い、もっと安く買える!

という意見もあるでしょうが、ほどほどで満足しています。

ちなみに2時間といわれた待ち時間は1.5時間ですみました。

受け取り時に店員と話していた方は3時間待ちといわれてましたけど、ほんとかなあ。

まあ、混んできたことは事実です。

5 これから

一冬乗ってみて、すべり具合い、減り具合いを確かめようと思います。

1割のスピード減、2倍の車間距離、3分早めの出発。

こういう警察のスローガンって、場所によって微妙に違う感じですが、とにかく安全運転でいきたいと思います。

もうスピードにスリルを感じる年齢でもないですしね。

ナマケモノとスモール・ライフ

1 ナマケモノという動物

ナマケモノという動物はご存じでしょう。

中南部アメリカで暮らしている哺乳類です。

特徴は動かないこと。

これでもか、というくらい動きません。

木にぶら下がって寝て過ごしています。

どのくらい動かないかというと、こんな感じ。

1日15時間から18時間ぐらい寝る。

急いで動いても時速16メートル。

ほぼ、同じ木の枝に1日中ぶら下がっている。

1日の食事量は8グラム。しかも多く食べ過ぎると消化できない。

1週間に1度、排便のために木を降りる。

まあ、動きませんね。

エネルギーを使わないことに特化した動物です。

できることなら植物になりたいんじゃないでしょうか。

この他にも、驚くべき省エネライフ・エピソードがあります。

哺乳類なのに変温動物。震えて体を温めるということをしない。

敵に襲われた時には、諦めて体の力を抜く。痛みを弱めるため。

自らの体にコケを生やす。それを食べて生きることもできる。

1週間に1度、排便のために木を降りるが、それは糞を木の栄養としたり、体にコケを生やす手伝いをするガを育てるためである。この時に捕食されることが多い。

しかし、雨期には泳いで移動でき、泳ぎは得意である。

まあ、おもしろい生き物です。

ある種、悟りをひらいているんじゃないかと思えます。

2 スモール・ライフ

スモール・ライフという言葉は、どこかから取ってきたわけじゃなく、私が自分で勝手に使ってる言葉です。

ミニマム・ライフってありますね。

極限まで断捨離して暮らすってやつです。

私もモノは減らしてコンパクトに生活したいと考えています。

だけれども、ミニマム・ライフまで進めることはできません。

いや、できそうもありません。

それで、自分の半径5メートルぐらいで生きられたらと思い、それをスモール・ライフと称しています。

とはいえ、5メートルもイメージなので、厳格な定義はないんですけどね。

あとミニマム・ライフって積極的に目指す姿勢を感じます。

意志の強さといいますか。

そういう強さがないんですね、私には。

だからスモール・ライフなんです。

それでも、けっこう断捨離してものを減らし、形式的な人との関わりはやめてっていう生活をしています。

ずいぶんスモールになりました。

なんですが、ひょんなことからナマケモノの生態を知った時、まだまだだと感じたんです。

これって、スモール・ライフの極北じゃないかと。

修行してるっていうか、努力している感じがしないのもいいし。

そういうわけで、ナマケモノに好感を持ちました。

3 部分的ナマケモノ生活

影響を受けやすい私は、アイキャッチ画像もナマケモノとしました。

さすがにブログタイトルを変えるまではいきませんが。

ナマケモノぐらい省エネで暮らすことはできませんけど、部分的にはそこまで脱力してもいいんじゃないかと思えています。

最近の日本って、生涯現役を強いるような感じじゃないですか。

年金受給も遅らせてるし、定年延長、再雇用が定着してきましたし。

仕事を続けるにしても、少し働いて少し得る、無理せずゆったり生きる。

そんな生活をしたいと思い、ナマケモノを先生として仰いでみたいと感じたのです。

さすがに敵に襲われても無抵抗で昇天するのは、できそうもないですけど。