今日,気になる言葉をかけられました。
相手は子供です。
たぶん何気ない言葉なんだと思います。
で,かけられた言葉は「クセの強い人」でした。
私を指してクセが強いと,こう評したわけです。
う~ん,となってしまいました。
クセが強い,は千鳥の決めつっこみですね。
テレビ番組のタイトルにも使われていたと思います。
実は,千鳥のまんざいをきちんと聞いたことはありません。
時々,バラエティに出ている人,という認識です。
なので,どういうニュアンスで使っているのかは分かりません。
つっこみ用語なので,いい意味で使ってはないでしょう。
たぶん際だって変わった人ぐらいの意味なんだろうと思います。
やっぱり褒め言葉ではありませんね。
しかし,完全にけなしているというわけでもない感じです。
よい悪いを保留したような評価。
そんなイメージです。
その言葉を10歳くらいの子供に言われたのです。
まあ,その場は流して会話をしていたのですが,内心どういう意味で言ったのかが気になっていました。
クセが強いかあ。
どう考えても褒められていないし,もちろん憧れられているわけもありません。
親しみは,あるのかな?
ちょっと判定不能です。
個性的だとは思われているのでしょう。
しかしですね。
この年齢になって個性はあまりいらないのです。
逆に目立ちたくないですから。
う~ん。
自分にとってよい評価ではないと思います。
しかし,子供の無邪気な目。
素直な目。
ということは,この子だけじゃなく世間からもそう見られていたのかもしれません。
さらに驚いているのは,他人のからの評価を自分がこんなに気にしているということです。
先にも書きましたが,もういい年齢なので,他人からどう思われようとどうでもいい。
そう思っているところがありました。
身だしなみに凝ることもなく,気の利いた会話をするでもなく,気張らない日々を送ろうと思っていました。
それなのにクセが強いと。
やっぱり今までの生き方がにじみ出るのでしょうか。
いや,いいところがにじみ出るならいいのでしょうが,どう考えてもそうではないようです。
今さら自己嫌悪する年齢でもないのですが,どうしようもない人間だなあと思いました。
さてさて,クセが強いといわれても流して聞けるような人にならなくては。
自分のこういう自意識の強いところも断捨離していきたい。
そう強く思いました。
子供って,こわいですね。