ギスカブログ

 読書しながらスモールライフ「ギスカジカ」のブログ

作り笑いのストレス

鈍感な人って幸せですね。

といきなり毒を吐きますが、そんな気分です。

何かっていうと、つまらない顔をしていたり溜息をついたりしていると職場が暗くなるという説教をいただいたのです。

この年齢でも説教をいただくというありがたさ!

まあこれも嫌みなわけですが。

というか詳しい話は省きますが、この説教をした人が原因で溜息をしているわけです。

で、そのことに気づいているのかいないのか、こんな説教をするわけです。

自分が原因だろうにねえ。

よくまあこんな風に棚を作って話せるなあ。

どうやったらこれだけメタ認知能力を低下できるのか。

モニタリングをしてないのか。

あるいはモニターしているところが別世界なのか。

ということからタイトルの「鈍感な人って」になったのでした。

まあ、一般的にいっても敏感も程度だと思っていまして、敏感すぎる人は生きづらいと思っています。

ハイパーなんちゃらじゃないですけど、何にでも傷つくって人は困りものです。

自分だけじゃなく周囲にとっても。

何ですけど、鈍感すぎるのもどうかと思います。

作り笑いを求められてるのに苦笑いを作ってしまうわけです。

職場環境が悪くなるから、というのが説教の核心でした。

この場合は心理的環境でしょうけれど、どうしてそんなに改善したいのかなあ。

程度問題だと思うのですよ。

だって、改善したところで業績は上がらないでしょう。

仕事できない人が気分良く仕事したって天井は知れてますから。

まあ辞められたり病休になったりして、マンパワーが減るのは困りますけどね。

そうなれば、業績は下がりますから。

それに今は、求人かけても人こないからなあ。

と心のどこかで思いつつも、何につけても悪いことを私のせいにされても気分が悪いので、作り笑いです。

困ったら笑っとけ。

といった先人がいましたが、ある意味正解。

笑う門には福来たる。

かどうかは知りませんが、瞬間的に気分がよいことは確か。

というわけで笑いを作りまくりました。

もう、一人ジェームズ=ランゲ説です。

ちなみにこの説は、感情が体の反応を作るのではなく、体の反応が感情を呼び起こすのだという説です。

で笑いが先で、心地よい気持ちが後、ということにして過ごしました。

ちなみにこの説は間違いとしている心理学者が多数ですが、一部に改変して正しいこともあるみたいな説を述べている一派もいます。

世の中は広い。

で、心地よい気分が生まれたかというと、そこにはただストレスが残るだけでした。

ジェームズ=ランゲ説は棄却されました。

「そりゃあそうだよ」と誰かに言われるまでもなく、そうなのでした。

結局、人の仕事のどこを評価するのかですよね。

評価基準がどうのこうのいっても、自分がこだわるところしか評価しないんじゃ人はついてこないでしょ。

ということにも気づいてもいないんだよなあ。

なので明日も作り笑いです。

客にするのは短時間だからいいんだけど、終日顔つき合わせている人に作り笑いはストレスなんですよね。

これって、一種のハラスメントじゃないのだろうか。

楽しくもないのにずっとにこやかを強制されているのは、人間性に反している気がするんだけど。

といってみたところで、やっぱり今日と同じ明日がやってきます。

やれやれ。