ギスカブログ

 読書しながらスモールライフ「ギスカジカ」のブログ

根がかり防止策とダイソーワーム

以前、根がかり防止策としてルアーに自動ハリス止めをつけるという工夫をしたという話をしました。

gisukajika.hatenablog.com

今回は実釣で、この工夫でどのくらい根がかりを軽減してくれるのかを確かめました。

いつもの防波堤で釣り開始です。

1 マイクロジグの根がかり防止

さっそくジグを投げます。

海底につけてから、リフトアンドフォール。

数投繰り返しましたが、根がかりをする様子はありません。

ジグはテイルにトリプルフックを使っていることが多いです。

これを外して、自動ハリス止めに変え、そこに1cm未満のハリスが付いたメバル針をつけています。

シングルフックでしかも短いとはいえハリスがあるので、ジグより針がゆっくり落ちます。

こういうこともあってでしょう。根がかりすることはありませんでした。

たまたまかもしれませんので、今後も試していきたいと思います。

また、自動ハリス止めにして、どのくらいサカナの引きに耐えるかも試したかったのですが、こちらは試せませんでした。

サカナが釣れなかったのです。

アジもどこかにいってしまいました。

透明度が高く、よく晴れて海中まで日光が届いています。

この状態だと根魚の活性は低くなります。

それでも何か釣れないかとジグを投げ続けましたが、ダメでした。

また、針が根がかった時に、針だけの犠牲ですむかも試したかったのですが、そもそも根がかりしないので、これも次回の検証となります。

2 夜釣りの入り口

秋の日はつるべ落とし。

5時に山の端に太陽が隠れると、あっというまに暗くなってきます。

夜釣りでもジグで釣れないことはないのですが、キラキラ反射して誘うものは、日が落ちると効果が薄れます。

1匹も釣れていないので、もう少しねばることにしましたが、マイクロジグは交換です。

ワームのジグヘッドリグにチェンジしました。

ところで、根魚釣りは夜と昼では釣り方が変わります。

日中は基本的にリフトアンドフォールです。

仕掛けを底付近で動かしたいためと、アイナメカサゴ、ソイなどは落ちてくるものへの反応がよいからです。

夜は、スローなただ巻きに変わります。

リフトアンドフォールでもサカナに効くと思うのですが、人間の方に問題が出てくるからです。

夜は、仕掛けの着底がわかりにくいのです。

リフトアンドフォールは着底がわからなければ釣りになりません。

仕掛けの着底は、糸ふけで判断します。

着底までは糸が引っ張られますが、着底すればもう引っ張られることはありません。

ふわっと糸がふけます。

これで判断するのです。

しかし、夜は糸が見えません。

街灯でも近くにあればですが、そんな場所ばかりでもありません。

風があると着底しても糸が引っ張られるので、さらにわかりにくくなります。

というわけで、リフトアンドフォールでは釣り人のストレスがマックスなのです。

それで、デッドスローのただ巻きに変えます。

夜は根魚も浮いてくるので、底から仕掛けを離しても十分釣りになるため、この釣り方に変えるのでした。

さて、ワームにただ巻きを始めたら、コンコンと当たりが出ました。

ようやくサカナが動き始めたようです。

ハンドルを2秒で1回転ぐらいで巻いていると、ついにゴツンと当たりです。

おっ重い。

久しぶりの当たりだったせいか、サカナの重さを感じました。

かろうじて水面はわかりますが、澄んでいるはずの水中はもう見えません。

何がかかったのだろう。

とにかくバラさないように。

根にもぐられないよう竿を立ててリールを巻き続けました。

ようやく釣り上げたのは、これです。

ソイです。

正式にはクロソイ、メバル科のサカナでとてもおいしいサカナです。

30cmには届きませんでしたが、立派なサイズです。

久々でうれしかったなあ。

とはいえ、1匹だけでしたのでリリースしました。

ふと気づくと、もう完全に暗っていました。

釣り用ライトを持ち合わせていなかったので帰宅です。

今年の根魚はしぶかったけど、夜釣りならいけるんだなあ。

ちょっと希望がもてました。

寒くなるまでは、日が落ちてから1時間くらいの釣りを楽しむことにしました。

ちなみに釣ったワームはダイソーのシャッドテールです。

ダイソー使えますね。

ちょっとダイソー釣り具のファンになりそうです。