ギスカブログ

 読書しながらスモールライフ「ギスカジカ」のブログ

根がかりを避けたい

釣りで嫌なことといえば、何でしょう?

私は根がかりです。

根がかりとは何か。

仕掛けが水中の岩などに引っかかり外れなくなることです。

外れなければ、糸を切るしかありません。

仕掛けは水の中。

永遠のゴミ。

悲しいです。

特に、1個2000円ぐらいのルアーをなくした日には、数日落ち込みます。

そのルアーが、大きなサカナを釣ったものであればなおさらです。

なので、根がかりを避けたい。

私の切実な願いです。

1 糸を太くする

そのために、切れない糸を巻くようにしました。

完全に切れない糸なんてこの世に存在しませんが、とても切れにくい糸ならあります。

太いPEラインです。

50ポンドラインとかを使っていました。

このくらい強いとどうなるか。

針が曲がって伸びます。

そしてルアーは回収できます。

石なら動きますし、倒木なら引っ張ってきます。

岩に挟まったらアウトですが、そういうことはかなりまれです。

たいていの場合、回収できました。

しかし、これはバス釣りをしていた時のことです。

海でスピニングリールを使う時は、こんな糸は使えません。

海は貝があるからPEには先糸が必要ですし、先糸を使うとなれば太い糸では結べません。

不可能ではないのですが、結束強度が低下するのです。

なのでこの方法は、貝にすれない淡水でベイトリールを使える環境だからこそできたことです。

2 針をあきらめる

根がかりをする場合、針だけ引っかかる場合と、仕掛けやルアー本体が引っかかる場合があります。

軽いのは、針だけの時です。

仕掛けやルアー本体が引っかかった時は、これは何とか外すように動かすくらいしかできません。

そして、外れたらラッキーです。

幸いなことに、根がかりする際は、針が引っかかることの方が多いのです。

そして、針だけになかなか外れません。

このことを逆手に取って、被害を最小限にする方法を考えました。

針だけあきらめる。

これがその方法です。

ルアーの場合、針は金属製のスプリットリングでルアー本体につながっています。

金属なので、針と本体が一体化しているといってよいでしょう。

このつなぎをやめることにしました。

具体的にどうしたか。

糸のついた針をルアーに結ぶようにしたのです。

と簡単に書きましたが、これが実際やるとかなり難しい。

ルアーから針までの糸、ハリスということになりますが、これはできるだけ短い方がよい。

その方が針がかりがいいからです。

しかし、ハリスを短くして結ぶのは、大変難しい。

固結びならできるでしょうが、結び目の強度が著しく下がります。

かといって、ユニノットやクリンチノットを短く作るには時間と技術がいります。

というわけで、こんな方法を考えました。

ルアーに自動ハリス止めをつけてそこにハリスをつける、です。

自動ハリス止めとは、ハリスをはさむだけで止める器具です。

小物釣りで使われるものです。

大物には耐えきれません。

ですが、最近、防波堤で小物ばかり釣っている私には、これで十分です。

大物はアミですくえばいいし。

自動ハリス止めは針の交換も簡単です。

錆びたり、針先が甘くなったりしたら、新品に取り替えます。

これはいい。

ということで、さっそくマイクロジグにつけることにしました。

こんな感じです。

3 最後に

実釣はまだしていませんが、おそらく大丈夫だと思います。

根がかりしても針だけで、ジグは回収できるでしょう。

ジグ本体が引っかかったらあきらめるしかありませんが。

この週末、どのくらいつかえるか試してみます。

気持ちよく釣りができるといいのですが。