私は根魚釣りが大好きです。
とっても手軽だし,わくわくできます。そして食べてもおいしい。
今回は,私の釣りのスタイルについてお話します。
最初にいっておきますが,釣り上手ではありませんよ。
1 ショートロッド,クローズドフェイスリール
釣り竿の長さは釣り場によって決まります。
根魚釣りも磯場でするのであれば,長竿がべんりなんですが,私がよくいくのは防波堤です。
足場がよく,近場によけるべき岩やテトラのないのでショートロッドを使っています。
よく使っているのは5フィート6インチ(約167センチ)です。
短竿の長所はとりまわしやすく疲れない,竿先に糸がからまっても取り外しやすい,といったものです。
短所は,飛距離が短くなる,障害物をよけたり釣った魚とやりとりがしにくくなる,でしょうか。
どうしても短いと困るということがないかぎり,私は短い竿が好きです。疲れないのが一番です。
リールは変わったものを使っています。
アンダースピンと呼ばれるクローズドフェイスリールです。
これは,仕組みとしてはスピニングリールの仲間なのですが,意図を巻いているスプールをカバーで覆っているものです。
使ってみると便利なのですが,一般に普及していないには理由があります。
一つは飛距離が短いこと,カバーが糸が出るのをじゃましてますからね,もう一つはドラグがスムーズじゃないことです。
釣りをしてない人には分かりにくいので説明しませんけど,この二つはけっこう大きな理由になります。
私が使っている理由は,30年ぐらい前の事情になるので現行のリールには当てはまりません。
昔のスピニングリールは糸ヨレがすごかったんです。
投げて巻いてを繰り返すとどんどんよれて手元でからまり始めるんです。
今はラインローラーが工夫されて,かなり低減されています。
私の釣り方はゆるんだ糸を巻くことが多いので,どうしても糸よれトラブルが頻発するのでした。
クローズドフェイスリールは,糸よれを防ぐことはありませんが,巻き取る際に糸が細いところを通るので,それなりにきちんと巻けるのです。
いろんな短所はあるけれど,長時間ストレスなしで使うことができるリールでした。
今となってはよいリールがいっぱいあるので,これでなくてはということもありません。
でも,もう慣れてしまっているので,どうしてもクローズドフェイスリールだと難しいという釣りでなければ,やっぱりこれを使います。
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2 ミニワーム
少年のころはエサ釣りでしたけど,最近はすっかりルアーフィッシングです。
エサを準備するのは面倒ですからね。
ルアーは使い終わったらしまえばよいのがいいです。エサではこうはいきません。
使うのはワーム,シャッドテイルの小型ワームです。
これをゆっくりゆっくり海底に落とします。
そして少し持ち上げて,また落とす。
いわゆるリフトアンドフォール,こういう釣りをしています。
仕掛けは,ガン玉おもりとマス針を使います。
付け方は,針の近くにおもりを付けるか,あまり糸におもりをつけるツネ吉リグです。
ツネ吉は,あのサビキ釣りのような動きをさせるのではなく,同じようにリフトアンドフォールで使います。
じゃあなぜツネ吉かというと,この仕掛けは根掛かりしにくいのですね。
底が岩の場所で,針よりもおもりが先に着くためだと思います。
なので,引っかかりやすいところでは,ツネ吉を使っています。
ワームは,グラブでもストレートでもいいのですけれど,リフトアンドフォールじゃない釣り方をすることも考えるとシャッドテイルが汎用性が高いんですね。
また,控えめなアピール具合もちょうどいい感じです。
改めて書いてみると,けっこう地味な釣り方をしてますね。
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3 メタルジグ,アイスジグ
他によく使う仕掛けは,メタルジグ,アイスジグですね。
メタルジグはスイミングとフォール,アイスジグはいわゆるフィギアエイトアクション,まあ上下運動させてるだけですけど,で使います。
釣れるし楽しいのですが,根掛かりで失うとショックが大きいのでたまにしか使いません。
1個でワーム1袋買えますから。
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私の根魚釣りは手軽に数時間やって帰ってくるというスタイルです。
このやり方で,またギスカジカに会いたいと思ってます。