断捨離を進める上で,たくさんの大きなものを捨てました。
今日は,ブラウン管テレビを処分した時のお話をします。
行き当たりばったりで,あまり上手にはできませんでした。
1 家電リサイクルについて調べる
家電リサイクルのきまりが実施されてずいぶん経ちます。
施行前に処分すればよかったのですけれど,つい捨てそびれてしまったブラウン管テレビをずっと持っていました。
当時は,後々処分があんなにも面倒くさくなるなんて考えてもいませんした。
行政から配られたパンフレットなどをちゃんと読んでおけばよかった,と後悔しています。
処分の仕方について,この際知っておこうと思って,いろいろ調べてみました。
2 自治体のゴミ処理
まず,自治体のゴミ処理です。
粗大ゴミとして処分してはどうかと思ったのですが,予想通りここは受付をしていませんでした。
近隣の市町村のホームページを読み比べたのですが,ブラウン管テレビはどこも同じで,家電量販店に相談してくださいとのことでした。
しかし,ホームページに載っていた手引きをよく読むと,家電量販店に持ち込むよりも,指定引取場所に直接持ち込んだ方が安くなるようです。
これを利用することにしました。
3 家電リサイクル券の購入
次に,家電リサイクル券の購入です。
指定引取場所にいきなり持って行くのではなく,事前にリサイクル券を購入するという順序になっていました。
つい,1カ所にすればいいのになあ,とぼやいてしまいました。
なんとこの券は,郵便局で売っていました。意外です。
行ってみると,正確にいうと,売っているのではありませんでした。
一般財団法人の家電製品協会にリサイクル券の代金をゆうちょ銀行を通して振り込むのです。
ということは,家電リサイクル券の他に振込代金もかかるということです。
安く済ませようと思ったら,意外な伏兵です。
この手続きをする人が珍しかったのか,所長さんが出てきてマニュアル見ながら対応してくださいました。
それで時間がかかったのですが,手続き自体は簡単だと思います。
何枚か綴りの家電リサイクル券を渡されて終了です。
4 指定引取場所へ
最後に,指定引取場所への持ち込みです。
リサイクル業者が自治体から指定されているようです。
自治体のホームページで場所と営業時間を調べました。
買い物に行く道の途中にあったのでラッキーです。
取引場所の業者さんはもう慣れている感じで,スムーズにテレビを引き取ってくださいました。
メーカーとか大きさとか品番とかを確認することが多いようでしたが,てきぱきと進めていました。
ありがとうございました。
これでおしまいですが,お金も手間もけっこうかかります。
ただ,家電量販店に持ち込む方法は,手間は同じくらいなのに費用が増すのでおすすめしません。
面倒くさいとはいってもリサイクルショップでは買い取りませんし,「メルカリ」などで売れるのでしょうか?
どう考えても需要はなさそうです。
何か特別なうまい処分のルートがありそうですけれど,違法業者が違法廃棄をするのに荷担するかも,という心配が先立ち,公式に紹介されているやり方に落ち着きました。
買い換え時の引き取りサービスを使うと業者にお任せになるので楽かもしれません。
まあ,私は新たなテレビはいらなかったので,その方法はできなかったのですけど。
いろいろな手続きを経て,ようやく処分できました。
ブラウン管テレビの他にも,いろいろなものをいろいろな方法で処分しましたが,長くなりましたので,そのことについては,また別の機会にお話します。