シルバー・ウィークなので釣りをしました。
いつもの防波堤で,いつもの根魚ねらいです。
短時間だけど,楽しんできました。
1 タックルを変えよう
いつものタックルに不満があったわけではありません。
なんとなく気分で変えてみました。
こんな感じです。
竿もリールもめずらしいと思います。
リールは,ダイワのスピンキャストST20。
日本のスピンキャストの黎明期に作られたものでしょう。
思ったより長寿で,2010年代まで製造されていたと思います。
私が手に入れたのは,2000年代のいつかだと思います。
これもラチェット音を出します。
竿はオリムピックのスパイダー・ギャング56B。
これは情報ないんですね。
まあ,安い竿です。
振り出しなんですが,ガイドの間隔が適当で変なんです。
堅さはライトに近いミディアムライトですね。
ベイトリールで使うには,柔らか過ぎですね。
でも,このフジグリップがかっこいいんです。
これある釣り具店で掘り出して買ったのですが,ロッドケースのフタが日焼けてぼろぼろでした。
どんだけ店頭在庫してたんだって感じです。
店主も売る気なしでしたけど,おもしろがって買った記憶があります。
まあ,リールも竿も使うにはちょっと難があって,あまり持ち出してないんです。
でも,たまには気分を変えようと思って使いました。
2 台風過ぎて激にごり
釣り人がけっこういました。
見るとエサ釣りの人とメタルジグの人がいました。
メタルジグが,もし根魚をねらっているなら少し時季が早い気がします。
まだ,大きいのは沖にいますから。
でも,他人の釣りはとても参考になるので,釣れたらいいなと思います。
釣れる釣りが正解なので,そこから学べますからね。
私はいつものワームとガン玉です。
分かっていましたけど,内側は激にごりです。
何も見えません。
時折,魚がはねているので,小型回遊魚が入っているようです。
でも,群れが見えないので,ちょっとねらえません。
予定どおり,根魚をねらいました。
3 変えたタックルの使いごごち
ST20は,巻き心地に精度のなさを感じます。
スムーズじゃないんですね。
それとギア比が低いので,巻き取りに時間がかかりました。
ほんと,昭和のリールって感じです。
投げやすさは,さすがのスピンキャストですが,それ以外は富士リールと変わらない,といったら言い過ぎでしょうか。
ロッドは可もなく不可もなく。
先から2番目のガイドが動きやすかったくらいです。
まあ,振り出し竿のガイドが動くのは想定内なんですけど。
思ったよりもかなり使いやすかったです。
ただ,ST20をセットすると,リールが少し高くなるのでした。
ちょっと握りにくかったです。
ストレート・グリップにスピンキャストを付けると,どうしても高くセットされてしまいます。
スピンキャストを付けることを想定していないのかもしれません。
ベイト・リールと同じ握り方をしていたら,指が痛くなったので握りを変えました。
私がアンダー・スピンを好んで使う理由の一つがこれです。
巻くときのグリップがいまいちなんですね。
まあ,低くセットできる設計のスピンキャストもあるんですけど,ST20は原点みたいな設計なので。
これはこれで,味ともいえるでしょう。
4 今回の釣果
めずらしい魚が釣れました。
ヨロイメバルです。
カサゴとにてますが,とげとげ感が強い感じです。
小さいのでリリースしました。
もう少し大きい魚が釣りたいですね。
後は,とても小さいカジカが釣れました。
タックル紹介の写真に写っています。
たった2尾でしたが,激にごりの中ではよい方だと思います。
2時間弱ほどの楽しい釣行となりました。