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読書感想「ほどよい”居場所”のつくりかた」

本書の副題は「60歳からの人づきあいの知恵」です。

ですから、本書でいう「居場所」とは老年になった時のものを指しています。

本書は短いエッセイを積み重ねるような形式で書かれています。

ですから、居場所を作るための手立てもたくさん載っているのですが、私はそれを3つにまとめてみました。

いわば「ほどよい居場所づくり3選」といったところです。

順番に述べていきましょう。

1 変えない

一つ目は「変えない」です。

引退すると自由な時間が増えます。

それまできちんとしていたことを少々だらしなくしても誰も文句はいいません。

時間や服装にルーズになっていきます。

意志が強い方もいますから、全員がそうというわけではありませんが、人間楽はしたいものです。

自分の好きな時間に起きて、自分の好きな時間に食事をする。

ゆったりとした服装で1日過ごす。

こういう過ごし方をしていると、しだいしだいにだらしなくなります。

筋力や集中力もは使わなければ落ちていきます。

どこからどう見ても老人。

そういう人間のできあがりです。

ですから、引退前と生活リズムは変えない。

服装もぱりっとしたものを着る。

清潔感が伝わる外見が一番です。

できれば、運動もする。

あえて歩かなくてはいけない用事を作る。

家事をしっかりとやる。

特に男性です。

自分のことは自分でできるようにすることが大切で、その基礎の上に誰かのために何かをするか積み上がります。

生活スタイルを働いている時から変えない。

こういうことが大切です。

2 相手に気を使う

年寄りともなれば、気を使われることが増えます。

だからといって、尊大な態度は厳禁です。

話を聞いてくれるからといって、いつも同じ思い出話、自慢話では、聞いてくれる人も減ります。

相手を楽しませる話を心がけるべきです。

新しい情報を仕入れるように心がける。

こういうことが脳を活発にもするのです。

地域や家族に気を使うのは、卑屈になることではありません。

感謝の気持ちを言動に表すということです。

また、あっさり・すっきりとした関係を保つことも大切です。

重い関係は、人をおっくうにします。

自然と避けられてしまいます。

人づきあいも腹八分目が長続きするこつです。

3 挑戦をする

60の手習いは恥ずかしいことではありません。

いまや生涯学習の時代です。

プログラミングを習ったおばあちゃんがアプリを作ったという例もあります。

新しい習い事を始めるのはよいことです。

若いときに挑戦しようと思って止めたこと、だれかがしているのを見ていいなあと思ったこと。

いまやあやゆることに資格があります。

もうお金を稼ぐための資格じゃなくともいいはずです。

純粋におもしろそうだとおもった資格に挑戦してみるのがよいでしょう。

見事合格すれば、こんなにうれしいことはありません。

どんなものでもよいから挑戦してみるのがよいでしょう。

以上が私が読み取った「居場所の作り方」です。

年を取ったからといって、老人のスタイルに合わせる必要はありません。

自立して心を若々しくするためにも、変えないとことは変えないと決めるべきです。

ただし、身の回りの整理は忘れずに。

残された者が困らないように整理しておくことは、自分が楽に生きることにもつながりますから。