ギスカブログ

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防波堤でこんな魚が釣れた!

 ワームを使って防波堤で釣りをしていると,予想外の魚と出会うことがあります。
 今回は,そんな魚たちについてお話します。
 意外な出会いも釣りの楽しみの一つです。

 

1 回遊幼魚

 私のよく行く釣り場は,親潮の影響が大きいです。
 なので,温かい海の魚はあまりいません。
 それでも,潮の流れが変わったのか,たまに暖流系の回遊魚が現われます。
 小さな魚の群れが湾内で泳いでいるのが見えます。
 カモメがさわがしくなったり,魚が水面をたたいたりするので,見えなくとも分かることがあります。
 釣り人の本能でしょうか。
 どんな魚か,釣り上げて確かめたくなります。
 回遊魚は,リフトアンドフォールでは釣れません。
 正確には,釣れないこともないのですが難しくなります。
 ある日,根魚釣りをしていると回遊する群れが見えました。
 さて,持っている仕掛けはワーム,針,ガン玉。いつも通りです。
 これでどうするか。
 群れの斜め前を高速で横切らせることにしました。
 ワームを追いかけてくるのが見えます。
 何度目かのチャレンジで,ついに食いつかせました。
 魚の正体は,カマスでした。
 カマスの幼魚です。地元では初めて見ました。
 ちょっと感動しました。
 このような回遊幼魚には横切り作戦でアタックしています。
 でも,釣れない魚もいます。
 大きめのイワシは食いつきませんでした。
 なぜ釣れない魚がイワシと分かったかというと,同じく防波堤にいた方がサビキで釣り上げたからです。
 回遊のスピードは速くないけれど小アジも釣れます。まあ,アジはリフトアンドフォールでも釣れるのですけれど。
 回遊幼魚は,ワームより小型メタルジグの方が釣りやすいと思います。引くスピードも速くできますし。
 でも,釣りやすさでいったらサビキが一番なんですけどね。

2 ラグビーくん

 ねらい以外の魚でも,釣れてうれしいものがあります。
 私にとっては,ラグビーくんですね。正式名称キヌバリです。
 ハゼの仲間で,白黒のしま模様がきれいな魚です。
 これが釣れる時は,アイナメが釣れません。
 敵がいないから出てくるのでしょうか。
 釣れた瞬間,ぐんと引き込まれるのですが,後は気のせいだったかなってくらい手応えなくリールが巻けます。
 まあ,小さいカジカ類やアナハゼ類も同じような手応えですけど。
 美しくかわいらしいので,かなり気分がなごみます。

3 珍しい魚

 こんな魚が釣れました。

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 全長5センチぐらいのタイです。
 釣れた時は驚きましたね。
 タイがワームに食いつくんですから。
 しかも,この大きさ。
 食欲ではなく,追い払おうとしたのかもしれません。
 こんなこともあるのです。
 それから,以外でしょうがカサゴも珍しいです。ソイが多いからでしょうか。
 カサゴかと思うと,タケノコメバルかヨロイメバルです。

 あと,これは食いついたのではないのですが,釣れた瞬間青ざめるものがあります。
 アメフラシです。
 岩場にいるので針に引っかかるだけなんです。めったにありませんが,もう最悪。
 重くてあがらないし,ムラサキ色のさわると落ちにくい液は出すし。
 たいてい,身が切れて終わるのですが,見えるところで引っかかると憂鬱の極みです。
 その後は,なぜか釣れなくなりますし。まあ,釣りをする気がなくなるのが大きいのだと思いますが。

 こんな風に様々な魚に出会えるのも釣りのおもしろさだと思います。
 海が豊かなおかげと,改めて感謝をしています。
 
 
 
 

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