1 古いけど温かみのある曲
この時期の恒例となりました。
クリスマス・ソングというのは、思っているよりも多くあります。
元が賛美歌なのも多いのですが、最近気に入っているのは、少し古いクリスマス・ソングです。
50年代とか60年代の曲ですね。
懐かしさと温かみを感じるのです。
2 シルバー・ベルズ
この曲は1951年のコメディー映画の挿入歌だそうです。
雑踏の中を人々が行き交うクリスマスの雰囲気を表しているのだとか。
動画はエルビス・プレスリーのカバーですが、オーケストラをバックに豊かに歌い上げていますね。
都会のクリスマス・ソングという感じです。
3 ホワイト・クリスマス
1940年代に発表された曲です。
かつて体験した良きクリスマスを思い出して歌うという内容で、聴く人に懐かしさと安心感をもたらします。
発表された時代は第二次大戦下で、物憂げな時代に昔を懐かしむ雰囲気が合ったといわれています。
しかし、今聴いても、その心安まる感じは時代を越えて響いてきます。
私の中では、クリスマス・ソングらしいクリスマス・ソングです。
4 ザ・クリスマス・ソング
ナット・キング・コールの歌唱で知られる曲です。
歌詞の内容は、クリスマスの情景で、いかにもクリスマスという雰囲気を作り上げています。
クリスマス・ナッツ、ジャック・フロスト、ターキー…。
いかにもアメリカのクリスマスです。
ジャズ風の伴奏もすてきですね。
ウクレレでメロディーを追うだけだと、この歌唱の感じが出ないのですが、それだけ
ナット・キング・コールの歌唱力が高いということなのでしょう。
ゆったりとした雰囲気に癒やされる曲です。
5 終わりに
家族も含めて、誰かとクリスマスを祝うようなことはなくなりましたが、やはりこの時期は新年を迎えるまで、こういった安らぎのある雰囲気を味わいたくなります。
ウクレレのアコースティックな感じは、この雰囲気によく合っているのです。
儚げな感じがよいのかもしれません。
ハワイの楽器がクリスマスに合うというのも、おもしろい感じがします。
年が明けるまで、楽しみたいと思いました。