1 はじめに
することがなくてテレビの正月番組を見ています。
イッテQを見て,みやぞんさんのヴァイオリンに感動しました。
すごいですね。
音を出すだけでも大変な楽器なのに。
それを聞いていて,自分がギターを弾き始めて感じたことを思い出しました。
今回は,そのことを話します。
2 成長が実感できる
最初は,フォークギターから始めました。
手に入れた時はうれしかったんですけど,まあ弾けない弾けない。
最初は,弦を指板に押しつけることも分からずそおっと押さえたので,音が出ませんでした。
そのくらい分からなかったのです。
コードチェンジが難しい難しい。
まあ,まともに変えられるまでに1ヶ月以上かかりましたね。
でも,おもしろいことにできない自分が成長していくことを実感できるんです。
スポーツとかもそうでしょうけど,楽器はそれが顕著です。
だって,ほんと最初は音楽ですらないところから始まりますから。
アルペジオとスリーフィンガーとコードストロークを覚えて,フォークギターを弾かなくなってしまいました。
高校の時は,ほとんどさわらなかったと思います。
3 新たな出会い
大学に入った頃,またギターを弾き始めました。
まあ,マイケル・シェンカーを知ったからですね。
マイケルの曲にインストルメンタルで「イントゥ・ジ・アリーナ」って曲があるんです。
3連符のリフが続く曲で,ドラマチックでかっこいい曲です。
これ弾きたいと思って練習しました。
でも,フォーク野郎にロックギターは難しかった。
まあ,リフは何とか弾けたし,エンディングの情感たっぷりのところもなんとか弾けたんですが,中間部の速いトリルがどうしても弾けない。
自分の左手がどんだけどんくさいか思い知らされました。
まあ後80年代の市販の楽譜にありがちなんですけど,思いっきりまちがっていて楽譜どおりに弾くと全然曲と似ないっていうのも大きな要因だったんですが。
発行会社の異なる楽譜を見たことで,そういうことに気付きました。
結局,少しテンポを落として弾けるまでに数年かかりました。
でも,自分が成長できたことが実感できてよかったなあ。
テープと同じ速度では弾けませんでしたけど。
4 最後に
みやぞんさんがほんと短い期間で曲が弾けるようになったのはすごいと思います。
あれほどの才能がなくとも,やっぱり何かに挑戦するっていいと思います。
今はウクレレですけど,それも楽しみながら碑いています。
「戦場のメリー・クリスマス」と「賛美歌メドレー」は何とか弾けるようになりました。
この年齢でも成長が感じられたらいいなあと思いながら,これからも弾いていきたいと思います。