心が弱る。
そうなることは,人にはたまにあります。
今の私がそうです。
しかし,日々は続いていきます。
なので,何とか心を元気づけたい。
誰かに頼るのは難しい。
そのことに役立つ本を見つけました。
伊藤絵美さんの「セルフケアの道具箱」です。
まだ読み終えていないのですが,かなり勉強になりました。
1 外在化
この本はドリル形式になっています。
計算ドリルと同じく実際に取り組みながら読んでいくようにできています。
その取り組みはいろいろとあるのですが,書き出すということが多く取り上げられています。
不安を書き出す。
ストレッサーを書き出す。
こういうことをするのです。
確かに,ただぼんやりした不安では対応策が分からなくなりますが,はっきりとした相手だったら対応策も考えることができるようになります。
とにかく言葉にしてみる。
それが大切なようです。
2 ストレッサー
ストレスを与えるもののことをストレッサーと呼びます。
雨とか風とかから始まって,嫌な人まで様々存在します。
このストレッサーが何かを特定することが大切です。
だから何でも書き出してみます。
様々な場面でのストレッサーを書いてみます。
仕事の上でのストレッサー。
家庭生活でのストレッサー。
人間関係でのストレッサー。
書き出してみて,意外なものがストレッサーだったことに気付く。
そういうことも多いようです。
特に興味深かったのは,これです。
「ヤバすぎるストレッサーからは,全力で逃げる」
そうだよなあと納得です。
でも,逃げられないこともあるんだよ。
そういう声も聞こえます。
でも,そうでしょうか。
逃げ方はいろいろあると思います。
それも書き出してみることが大切と思います。
3 マインドフルネス
マインドフルネスとは,自分の今ここをそのまま感じたり受け止めたりすることです。
これはおもしろいと思いました。
マインドをフルネスにするわけですね。
で,そのフルにする方法が,目に見えるものを実況中継したり耳をすませて入ってくる音を聴くことだったりします。
おもしろいですね。
こんなことでマインドがフルネスになって,活力がもどってくるんです。
ぜひ,やってみようと思いました。
4 続きを
まだ全部読み終えてないので,読了したら感想の続きを書きたいと思います。
セルフケアって難しそうに思えましたが,これならなんとかできそうです。
何でもやってみることから。
四の五の言わず取り組んでみたいと思いました。
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