1 家族の退院
家族がようやく退院しました。
11月4日に入院してからなので,82日間です。
長かったですね。
無事退院できてよかったです。
2 介護の計画
退院にあたり介護計画が必要となりました。
ケア・マネージャーさんが立案します。
「居宅サービス計画書」という名前でした。
一日の流れと,それぞれ介護する担当の名前が載っています。
とはいうものの,ほとんどは家族が介護することになりました。
週に一度,デイ・サービスを利用します。
その時だけ,お願いするということになります。
しかしながら,介護認定5です。
いざという時に利用をお願いできるように取り決めをしました。
3 介護の補助器具
いろいろと借りることになりました。
これも別会社との計画です。
借りた器具はこの通りです。
介護用ベッド
車いす
歩行補助器
車いす用スロープ
移動式手すり
この他に買い取りもあります。
簡易用トイレ
あまりに量にびっくりです。
トイレだけはレンタル不可の買い取りだそうです。
まあ,使用後に再利用というわけにはいかないそうです。
衛生面から考えればそうでしょう。
仕方ないですね。
これらは介護保険で負担率は1割とのことです。
介護保険料はとられるだけだったのが,今度はお世話になる側にかわりました。
皆様,よろしくお願いいたします。
で,この介護用具の使い方を練習しました。
歩行補助器はよりかかることができる乳母車のようなものです。
病院でも使っていたらしくこれはうまく使えました。
車いすとスロープは外出時に段差を越えるためのもの。
でも,これは必要なさそうです。
段差というか玄関に降りるには座って降りた方が現実的でした。
まだまだ使用を重ねないと分からないと思います。
少しずつ経験を重ねていきましょう。
4 本人の状態
転院した頃は自分で何もできない状態でした。
チューブで栄養を取り,歩くこともままならず,オムツに便をする。
退院では,自分で立つことができました。
ご飯も橋で食べているとのことです。
トイレも歩行補助器を使って自分で行けるとのこと。
まあ,介助は必要です。
それでもかなりよくなっていました。
薬は尋常じゃないくらいの量が出されました。
朝,昼,晩,寝る前。
飲み薬と貼り薬。
それと非常時に飲む薬。
これ認知症が進んでいる人に理解させるのは無理でしょって感じです。
だれかがきちんと飲ませないといけません。
まあ,これも補助が必要です。
5 自宅に帰って
一番よいことは,自宅に帰って家族と会話していることです。
これがないと認知症が進みますからね。
なんとかいい老後を過ごさせてあげたいです。