1 家族の転院
今日は仕事を休みました。
家族が転院するので,それの付き添いです。
まあ,一段落といったところです。
2 退院
11月4日に入院して今日が11月30日
ほぼ,1ヶ月の入院です。
当初は肺炎での入院。
足でできた血栓が肺に入ってひどくなった。
こういう説明で,救急施設のある大きな病院への転院となりました。
入院中は歩くこともなく,食べることもなく。
チューブで栄養を取っていたとのこと。
ほとんど話すこともないということで,認知症を疑われました。
めでたさも 中くらいから おらが春
あまりよい退院とはいえません。
それでも病室に行くと,会話ができました。
昔から人見知りで耳も遠くなっていたので,話さなかったのではないかと思います。
そういう意味では,コロナでの隔離はリハビリを遅らせるのではないかと思いました。
介護タクシーに乗せて移動です。
3 入院費
入院費は,高かったです。
合計95,180円。
この内,治療費の自己負担額が57,600円。
後期高齢者なので1ヶ月の負担額の上限です。
食事その他の費用が43,870円。
食事の他,入院セットとしてねまき,タオル他いろいろかかるのです。
これでも後期高齢者医療制度に守られての金額です。
あと予想外だったのが移動のタクシー代。
27,000円ほどかかりました。
福祉タクシーを病院が予約したのですが,これがこんな値段なのです。
行く時は救急車だったので無料。
そう考えると,救急制度ってすばらしいですね。
病院の領収証には,確定申告などに必要となりますので大切に保管してください,とあります。
確定申告をしたことがないので分かりませんが,保管しておきます。
4 入院時の説明
前回,救急搬送だったので,割と簡単な説明でした。
今回は,リハビリ入院だからなのか丁寧でした。
お医者さんが時間をわりと長く取って説明してくださいました。
簡単にいうと,元に戻る可能性は低い。
また,血栓ができたら緊急搬送もある。
食事を自力で取れなくなる可能性もある。
とまあこんな感じです。
変ななぐさめはしないのが医療なんですね。
こういう現実をきちんと受け止めてほしいということだと思いました。
5 最後に
1ヶ月後にまた相談しましょう,といってお医者さんと別れました。
そこで,今後どうするかの話し合いです。
私としては,最後は自宅に戻してあげたいという気持ちがあります。
しかし,病院に頼むしかできません。
高齢者医療の現実を感じ取らされた1日でした。