古い書類を整理していて,けっこうめんどうなのがホチキスの針です。
さびているためもあるのですが,外すのに苦労しました。
一時期,商品名なのでステープラーと名称が変わっていました。
今はNHKもホチキスと話すそうです。
慣れの問題ですけど,しっくりきますね。
子供のころからホチキスでしたから。
今回は,ホチキスの針について話します。
1 針を外す
文書の整理ですから,ホチキスの針を外します。
これが大変。
留める時は一瞬なんですが。
外す道具もあるそう何ですが,私が使っているのはこれです。
千枚通しですね。
ちなみに下は何の道具が分かりますか。
これ,ドライポイント用のニードルです。
版画で昔使ったことある方いるんじゃないでしょうか。
針外しのためだけに,捨てず数10年保有しています。
ちなみにドライポイントなんて,学生以降一度も作っていません。
これらの針をホチキスの膨らんだ部分入れて広げます。
一般的なマックス10番なら,これですぐ外れます。
ぶっとい針は,広げてからペンチの助けが必要ですね。
さて取っていると,もうさびているのでけっこうな確率で折れます。
ホチキスは長持ちするけど,ずっと使えるわけではないんだなあ。
そんなはかなさを感じます。
さてめんどうくさいのが,平らに綴じている針です。
書類を重ねたとき平らになるので,好んで使う方がいます。
あれ,閉じ方があまいと指にささったりするので,私は好きじゃありません。
平らな針は,千枚通しでこじ開けるので紙が破れます。
大きく破れなければよし,ぐらいの気持ちでやっています。
2 針を使わないホチキス
10年くらい前から,針を使わないホチキスが普及しています。
留められる枚数は5枚くらいです。
10枚くらい留められるものもありますが,強度は弱いです。
わたしも愛用しています。
2つ持っているのですが,主に使うのは小さい方です。
これ資料を配って,その中で1枚回収する時などは便利です。
すぐバラバラにできますから。
そういう使い方ができることからも分かりますが,強度は高くありません。
でも,必要な資料をPDFに変えるような私には,とても便利ですね。
もっと普及してほしいです。
3 クリップはあふれる
書類を壊さないようにまとめるのにクリップを使います。
このクリップは,ほんと臨時ですね。
なぜなら,外れて分からなくなるからです。
また,長い期間はさんでいるとさびるんですね。
まあ,これは私のように数年間という長い期間の時だけですが。
あと,クリップはいろいろなデザインがあるのも考えものです。
外して集めると,統一感がまったくないんですね。
使わなきゃいいじゃない,という意見はあるでしょう。
でも,1回ごとに捨てるのもしのびないというか。
というわけで,様々な種類のクリップが入れ物からあふれます。
美しくないんだよなあ。
書類を壊さないようにするには必要ですが,できる限り使わないでほしいと思っています。
よく考えると,紙をまとめるって大変ですね。
用具には一長一短があります。
やっぱりデジタル化が正解なんでしょうか。
自分も資料はできるだけワン・ペーパーで作りたいと思います。
まあ相手の要望があるので,そうもいかないことも多いのですが。