ギスカブログ

 読書しながらスモールライフ「ギスカジカ」のブログ

妙に聴きたくなる曲

 何の気になしに聞いた曲が心に残ることがあります。
 なんとなく聞いていた曲を後から聞き返したくなることもあります。
 今日は,そんな曲について話したいと思います。

1 「おかえり」野田愛実

 テレビで釣り番組を見るのが好きでした。
 しかし,釣りは動画にすると案外動きがなく,おもしろくありません。
 もちろん私は釣り人ですから,動きがなくともいろいろ想像して楽しめます。
 でも,一般の方にはそうではないでしょう。
 この曲は,BSプレミアムの「釣り人万歳」の挿入歌です。
 この番組は,ほぼ初体験に芸能人釣り人をベテラン釣り人が「釣り兄貴」として指南し釣らせるという構成になっています。
 それなりに釣りを知らない方にも楽しめる構成です。
 だいたい釣りは2日間なのですが,1日目の夕飯にターゲットの魚をおいしく料理した一品が出て,釣り人がおいしく食べます。
 30分番組なのですが,このように明るく楽しい構成になっています。
 なのにですよ。
 この「おかえり」って曲は,さわりを聞いただけでも涙腺刺激しまくりな曲なんです。
 だいたい釣り場のまち紹介のバックに流れるのですが。
 初めて聞いた時から,なぜこの選曲?という感じでした。
 それで,ネットで探して聞いてみたら,この番組のための書き下ろしで,しかも挿入で使っている部分しかないんです。
 2分足らずの曲でした。
 改めて詩を読んでみたら,心温まるいい詩でした。
 これもったいないなあ。
 ぜひ,ちゃんとした長さの曲で発表してほしいです。
 みなさんおすすめですよ。
 聴いてみてください。
 番組の内容に合っているかどうかは,まあ聴いてみてください。

2 プリンス・ベスト

 先週末,いつもの図書館をぶらぶらしていた時のことです。
 この図書館にDVDとCDがあることに気付きました。
 へえ。
 公立図書館で,こんなものも貸し出すのか。
 そう思ってのぞいて見たのです。
 幼児向けのCDが中心です。
 まあ,当然ですね。
 その中に洋楽という棚がありました。
 だいたいビートルズとかでしたけど。
 その中で見つけたのがプリンスのベストです。
 歌詞が子ども向けとはいえないなあ。
 そう思ったんですが,懐かしくて借りてきました。
 クルマの中で聴いているのですが,いいですね。
 プリンスの曲は8ビートが中心で,例えばマイケル・ジャクソンと比べるとリズムが単純です。
 そうホワイト・ブルース・ロックみたいなんですね。
 そして味があるヴォーカルではありますが,圧倒的な表現力があるわけでもない。
 80年代の,あの時代のポップ・ロックです。
 少なくとも私にとっては。
 テレキャスター・タイプのギターでソロを弾いているのを見て多才な人だとは思ってました。
 それを20年代に聴く。
 いいんですね。
 何がと問われると答えられないのですが。
 When doves cry の薄い伴奏もいい。
 Purple rain アルバムの中で1曲だけういていたあのサウンドもいいんです。
 ある年齢を越えると新しい音楽は受け入れられなくなる。
 よくそういわれます。
 確かに自分にもそれが当てはまるようで,よく昔の曲を聴いています。
 しかし,昔あきるほど聴いていた曲を懐かしむのと今回のは少し違う気がしています。
 懐かしみは懐かしみなのですけど,親しくはなかったものに感じるそれは新鮮な感じがします。
 すぐにあきるかもしれないのですが,しばらくはこの感覚を楽しみたいと思います。

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