ギスカブログ

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SDGsを考える

今日、11月4日はユネスコの日だそうです。

正確にはユネスコ憲章記念日。

1946年の11月4日にユネスコが発足したそうです。

それで、ですね。

最近、ユネスコが進めているSDGsについて、職場でも取り組もう的な研修があったわけです。

みなさん、SDGsって知ってましたか。

私は聞いたことがあるくらいだったのです。

テレビとかで取り上げていたので。

詳しく知らないので調べました。

SDGsとは、

人類がこの地球で暮らし続けていくために、2030年までに達成すべき目標

だそうです。

ちなみにユネスコと似ているけど違う機関であるところのユニセフでこの説明を見つけました。

まあ元のSDGsの元文は、Sustainable Development Goals で持続可能な開発目標だそうです。

その目標群がこちらでございます。

17個も目標があります。

このすべてを2030年までに達成するのだそうですが、我々もこのうちのどれかの達成に助力するようにするのだとか。

8番の「働きがいも経済成長も」あたりが無難かなあ。

などと考えておりました。

研修はガイダンス的なものだったので、すぐに何かに取り組むというものでもなかったのですが。

さて、個人的に気になるのは14番です。

「海の豊かさを守ろう」

釣り人としては、見逃せない目標ですね。

サンマやカツオが不漁だったとか。

日本以外の国が乱獲しているとか。

そんなニュースを聞きます。

まあ乱獲はいけませんよね。

ただ、ですね。

不漁が乱獲に一元的に帰属されるかというと、そういう簡単なものじゃないようです。

というのも海の生態系については不明なことが多いのです。

広すぎて調査し切れていないのだとか。

東京海洋大出の方とか、水産学者の方もそういう意見を持つ方が多いようです。

確かに乱獲がプラスになることはないので、魚の個体数によくない影響を与えますが、魚が減った理由が「それだ!」と簡単にはいえないのだとか。

水温や捕食者、エサの量、その他いろいろな要因がからむのだそうです。

難しいですね。

また、ゴミもよく取り上げられる問題です。

海洋ゴミが増えるのは確かによくないですね。

カメがポリ袋をエサと間違えて食べたとか、マイクロプラスチックの問題だとか。

ただし、マイクロプラスチックが生物や人体にどのような影響を与えるのかも、まだわかっていないのだそうです。

影響が出てからでは大変なので、まず削減しましょう。

こういうことなのかもしれません。

結局、海の豊かさをどのように守ればよいのかは、考えてみたけれどよくわかりませんでした。

釣りにいってゴミを出さないようにはしていますけど。

ただ、根がかりをやめろっていわれたら困るなあ。

引っかけたくて引っかけるわけじゃないので。

さすがに、4大公害のように有機水銀とかカドミウムとかを海に流すことはもうないでしょうから、現実的にできるのは乱獲防止とゴミを出さないことなのかなあ。

魚がたくさん増えてほしいのですけれど。

とまあ、こういう風にSDGsの目標って、具体化しようとすると何していいかわからなくなるものがあるんですよね。

そして、何をもって達成とするのか。

どうなったら「海は豊かだ」といえるのか。

いいことなんですけど、行動レベルで考えるとわからなくなりますね。

とにかく、海をよごさないように釣りをしたいと思います。

そうそう。

これは持続可能な開発だから、持続可能であれば釣りはしてよいんですよね。

まさかの禁止は嫌だなあ。

 

サンマの減少をチコちゃんでも取り上げてました。

取りすぎも理由に挙げてましたけど、やっぱり真の理由はわからないようですね。