1 もの忘れ
いつも職場に水筒をもっていってます。
まあ,尿酸値が高いので,常時水分を取るためです。
ところが,職場についてふと気付くと水筒がありません。
どこに置いたかな。
クルマやら朝立ち寄ったところを探してもありません。
あれ?持って出たはずなのにな。
家にラインをしましたが,返事はなし。
どうやら,もの忘れなようです。
やれやれ。
2 ルーティーンを振り返る
忘れ物を探す時は,まず記憶をたどります。
これがあやしい。
ほんの数時間前のことなのに覚えていないんですね。
まったく,人間ほど頼りないものはありません。
わたしの水筒の場合は,家を出るところからです。
水筒を手から離す可能性があるところはどこか。
まず玄関。
靴を履くときに置いたような気がします。
でも,分からない。
次にクルマに乗る時。
いつもの場所に置かなかったかなあ。
いつもの場所にありません。
例外的な行動がありました。
コンビニによって,割賦の支払いをしました。
水筒をもつわけがない。
マスクをあわててした記憶があります。
クルマに乗って水は飲みませんでした。
職場につきました。
水筒を持ってクルマから降りたか。
そこの記憶があいまいです。
マスクはしましたね。
トイレには寄っていない。
自分の座席に着く。
で,水筒がない。
クルマから持ってこなかったんだと思い,引き返すとない。
結局,たどっても分かりませんでした。
3 あやしいところを入念に
さて,あやしいところを重点的に探します。
これって心理的にこだわりと似てますよね。
一度探してないと分かっているところをまた探したり。
納得の問題のような気がします。
合理的な判断をしていないように思えますね。
これって発達障害とか認知症とかの症状ににてませんか。
こういうところに共通点があると,理解が進むような気がします。
4 思い出し術はあるのか
記憶術と呼ばれる技がいくつかあります。
場所で覚えるとか,そんなのです。
語呂合わせはよく使われますね。
でも,これは覚えるときの術なんですね。
思い出す時の術ってあるのかな。
聞いたことがありません。
どうだろう。
その時の感情などをたどるといいのかなあ。
つまり,情緒の再現です。
う~ん。
うまくいくかどうか分かりません。
でも,情緒って案外早く抜け落ちているかもしれませんね。
悲しかったことやうれしかったことは思い出せても,悲しい気持ちやうれしい気持ちは再現できないような気がします。
思い出して二度泣くのは,相当な時です。
結局,思い出し術はないのかなあ。
5 もの忘れとつき合う
もの忘れはあるものと考える。
そう考えて,物忘れとつき合っていくのがよいのだと思います。
今日,水筒をなくしたかもしれません。
しかし,古くなった物だし替えるいい機会だ。
そう合理化していくのが一番いいのかも知れません。
自分に自信を持ちすぎないことが大切だと思います。