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読書感想「嘘つき男と泣き虫女」

 「嘘つき男と泣き虫女」を読みました。

 「話を聞かない男 地図が読めない女」の続編です。

 趣旨も同じでした。

 男と女は、脳の構造から違っている。

 それを理解して付き合うことが幸せにつながる。

 こういう主張です。

 前作のファンから「もっと男と女の違いを知りたい」という要望があったのでしょうか。

 ほぼ同工異曲な本です。

 それでも、前作よりも深めているところがあります。

 特に興味深かったのが、「女の性的魅力」「男の性的魅力」の部分でした。

 異性はどこに興味を持つか、という観点で書かれています。

 男がそそられる身体的特徴はこの通りです。

 1 引きしまった身体つき

 2 官能的な唇

 3 ゆたかな乳房

 4 長い足

 5 くびれたウエス

 6 丸みのある尻

 7 魅力的な目

 8 小さい鼻

 9 長い髪

 10 平べったい原

 11 弓なりの背中

 12 ふっくらした恥丘

 13 長い首

 なるほどと思うところもありますし、そうでないところもあります。

 そうでないところは個人の趣味かもしれません。

 一方、女がそそられる身体的特徴はこうでした。

 1 引きしまった身体の線

 2 がっしりとした肩と胸、筋肉隆々の腕

 3 小さくて締まった尻

 4 豊かな髪

 5 官能的な唇

 6 優しそうな目

 7 はっきりとした鼻とあご

 8 細い腰

 9 鍛えられた腹筋

 10 大きいペニス

 11 無精ひげ

 男から見るとよく分かりませんが、俳優やモデルにはこういう体型の肩が多いと思います。

 それぞれに理由が付けられていて、まあ狩猟生活時代が理由になっていたりすると、現代じゃどうかなとは思いますが、納得できる部分はあります。

 男らしさ女らしさが否定されることが多い現代ですが、美容関係の商品を見ると、こういう特徴を持とうとするものが多いのは確かです。

 やっぱりこういうところまで性役割の理論で押し切ろうとしても無理があるような気がしますね。

 どこかでは、生物的な感性というものが働いているように感じます。

 ただしですが、長期間つき合うことになると男でも女でも、魅力としてあげるのは身体的特徴ではなくなります。

 一位は不動の「性格のよさ」。

 それはそうでしょうね。

 じゃなきゃやってられませんもの。

 さて、題名にもある「泣く」や「嘘」は、それぞれが異性を意のままにするための技法でもありました。

 涙は女の武器。

 そんな演歌みたいな話がエピソードとして載っています。

 男の「嘘」の方は、どうやら見破られていたあまり成功していないようです。

 ボディランゲージを読み取る力が女性は高いそうです。

 総じて、この本も前作と同じように読み物としてとてもおもしろいです。

 それぞれの行動と本音を載せていて、やっぱり「あるある」と思わせるところが特にいいと思います。

 アメリカ人の異性の見方に西洋化されているとはいえ、日本人が読んでもやっぱりそうだねと感じるのは、どこか人間の見方として普遍的な部分があるからでしょうか。

 しかし、本で学んだことを教条的に現実に当てはめるのは、おそらくよくないでしょう。

 現実には、性差よりも個人差の方が大きいと思うからです。

 とはいえ、知っていればトラブルが起きた時に「そういうものか」と心を安定させる材料にはなりそうですね。

 いずれにしろ一読の価値はあると思います。

 ただし、お試しの一冊であるならば、前作の方がよいでしょう。

 概略的で分かりやすいですから。