ギスカブログ

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弦楽五重奏アンサンブルコンサート

地域の文化ホールで、弦楽五重奏アンサンブルコンサートがありました。

さほどの興味はなかったのですが、無料チケットをいただいたので聞いてきました。

四重奏とは聞くものの五重奏とは初めてです。

ヴァイオリンが二人で五重奏なのでした。

曲目はモーツァルトアイネ・クライネ・ナハトムジークから始まりました。

クラシックにそれほど親しんでいない私のような者を相手にする演奏会として、無難な選曲と思います。

それからもモーツァルト、アンダーソンなどの親しみやすい小曲を演奏していきます。

ホールはステージを使うのではなく、ステージと客席の間にパイプ椅子で演奏場所を設置したものでしたが、よく響いて聞きやすかったです。

弦楽器って大きな音が鳴るんですね。

分離もよくチェロやコントラバスの音もよく聞こえました。

私が聞き取れるくらいですから、相当によかったのではないかと思います。

アンダーソンの「サンドペーパー・バレエ」では、アシストの方、楽団の事務方だそうですが、紙やすりをこすって音を出していました。

こういう演出はおもしろいですね。

さて後半は、クラシックではなく歌謡曲の演奏会となりました。

まずはジブリの曲を2曲。

おそらく小学生相手のコンサートも多いのでしょう、手慣れたアレンジでした。

そこからは中高年向けの歌謡曲です。

「少年時代」を演奏したのは季節に合っていましたが、できればブラタモリの曲をやってほしかったなあ。

まあ無茶な感想です。

坂本九美空ひばりの曲は、中じゃなくて高年向けですね。

会場もそのような年配の方が多数いらっしゃいました。

総じて、1時間30分足らずのコンサートでしたが、十分に楽しむことができました。

もう少しクラシックの楽曲が多くともよかったように思いましたが、観客に合わせてくれたのでしょう。

知っている曲が多いと楽しめるものです。

さて、おきまりのアンコールは「椰子の実」でした。

渋い選曲だなあ。

オリジナルは知りませんが、ウクレレの練習曲として知っています。

元のメロディを知らずに練習していました。

初聴取です。

いい曲だなあと思いました。

家に帰ってウクレレで弾いてみましたが、雲泥の差。

あういう情感たっぷりの音がいつか出せるようになるのでしょうか。

それにしてもすばらしいコンサートでした。

休みにこういう演奏を生で聴くのはいいものです。

無料チケットに感謝しました。