断捨離の敵といえば物欲です。
かなり断捨離を進めて、だいぶ部屋の中がすっきりしてきたのですが、どうも物欲がむくむくと育ってきているようです。
最近気になっているのは、ウクレレです。
ソプラノサイズのウクレレを持っていて、気に入っていて毎日弾いているのですが、どうにもテナーサイズのウクレレが気になって仕方ありません。
それで、アマゾンみたり楽天みたりして、これいいなとか、いまいちだなとか、一人で考えています。
とはいえ、やっぱり断捨離は進めたいので、ブレーキがかかっているのですが。
今のウクレレを下取りに出せばいいじゃない。
という心の声もないわけではないのですが、実は今のウクレレは新婚旅行で買った思い出の品でして、売るわけにはいかないでしょう。
他のギターを下取りに出せばいいじゃない。
とも思うのですが、やはりこの物欲を抑えた方がいいのではと考えています。
一度破ると歯止めがなくなる気がして。
とはいえ、通販のウクレレを見ているうちに、自然とウクレレに詳しくなって自分なりのこだわりもでてきました。
自分がウクレレ選びで気になることは、こんなところです。
1 合板か単板か
まずは、板の材料ですね。
自然の木を切り出してつかっている単板と、いくつかの木を接着剤でくっつけている合板があります。
当然、単板の方が高いです。
板の鳴りがいいとのこと。
単板が採れるのは木の一部でしょうから、単価も高くなるでしょう。
予想通り、安価なウクレレは合板です。
しかし、単板だと予算オーバーになりかねないんですね。
合板を作る技術も上がってきているとは聞きますが。
悩みどころです。
2 木材の種類
一番いいとされているのが、ハワイアンコアです。
ハワイ原産の木材で、からからと乾いたウクレレらしい音がするそうです。
写真を見ると、木目もきれいです。
やっぱりこれがいいのかなあ。
そう思わせる木材です。
ただし、ハワイの自然保護の点から、自然に倒れた木材でないと採取が許可されてないそうで、つまり切り倒すのは法律違反になるそうで、非常に貴重になっているそうです。
そりゃ値段が上がるのも無理はないでしょう。
このハワイアンコアとにた木材がアカシアだそうです。
あまり使われていませんが、こちらも気になります。
ハワイアンコアの次によく使われているのが、マホガニーです。
高級家具にも使われているマホガニー。
ギターの材料としてもよく使われます。
これはよく響くのだとか。
マーティンのウクレレなどに使われています。
ギターと似た感じになるのではないかと思います。
ギターつながりというとスプルースもよく使われます。
ギターの表板によく使われますが、松ですね。
見た目もきれいだし、響きもよいと思います。
変わったところではマンゴーもあります。
甘い感じの音になるのとか。
輪郭がゆるくなるのかな、よくわかりません。
しゃきっとした感じではなくなるのかなと思いました。
後はメイプルとかローズウッドとかが使われるようですが、これらはエレキギターの材料でもあるので、なんとなくイメージができました。
メイプルは固い感じ、ローズウッドはマンゴーよりも甘い感じになるのかな。
ローズウッドは指板によく使われる材料でもあります。
3 生産国
ハワイ製が一番高価です。
本場物という感じがします。
次が、日本製。
国内の職人が丁寧に作っているイメージがあります。
一番安いのがアジア製。
中国が多かったのですが、最近では東南アジアの国々で生産しているのも多いのだとか。
これも、発注した側がきちんと生産国にいって注文をきちんと伝えるなどするといいものができると説明されていました。
なので、生産国だけで品質はもう語れないともいわれます。
4 まとめ
ハワイアンコアの単板を使い、ハワイで作ったものが一番いいのかもしれませんが、そうなるととにかく高い。
6桁代の値段になります。
私はそんなにお金は出せません。
なので、予算内でどこを妥協するかの話になります。
それを考えるとあ~でもないこ~でもないと、なかなかに時間をつぶせるのですね。
もちろん、楽しみながら。
それで、物欲が刺激されているのです。
ちなみになんですが、今持っているウクレレは、たまたまハワイアンコア単板でハワイ製です。
そんなに高いモノではありませんでしたが、実際に購入するときは、この自分のウクレレが判定基準になるでしょうね。
まあ、まったく違った音、ギターのような音のウクレレを選ぶかもしれませんが。
とにかく、こう考えていくと、物欲に負けてしまいそうです。
今は断捨離意識がかろうじて勝っていますけど。