私が行ける範囲でウクレレを扱っている楽器店が島村楽器さんぐらいだからという理由もあるのですが、オリジナルのウクレレがよくできているのです。
1 ハナレイ
値段を抑えたコストパフォーマンスのよさが魅力です。
値段を抑えたというところからわかるように中国製です。
1万円未満のものは、トップがマホガニーの単板です。
ということは他のところは合板となりますが、この値段でトップを単板にしているのはさすがです。
ペグもギアペグ仕様で正確なチューニングができるようになっています。
次に値段が高いものは、トップがアカシア単板です。
アカシアはハワイアンコアに似た性質を持つ木材で、カラッと乾いた音が出ます。
最も高いものがアカシアのオール単板になります。
高いといっても、3万円台です。
とてもお買い得ですね。
断捨離中ですが、ハナレイのテナータイプが最近気になっています。
ハナレイはこれまで入門用という位置づけのためテナーはなかったのだそうです。
オールアカシア単板で見た目もきれいです。
物欲に負けるかもしれません。
2 コトネ
コトネは日本製のウクレレです。
中国製も担当者が工場に赴いて、丁寧に指示しているそうですが、やはり国内で生産している方がきめ細かに製作することができます。
コトネは安いものでも4万円台、高いものでは10万円を超えます。
島村楽器のこだわりがこもった楽器で、2022年モデルは能登ヒバを使ったそうです。
ハワイアンコアが手に入りにくくなり、様々な木材で研究をしているのでしょう。
日本の木材を使ったウクレレという発想はすばらしいと思います。
日本の気候に合った楽器になるのではないでしょうか。
音もやわらかい感じでソロ演奏に合っているように感じました。
3 まとめ
どちらも魅力的なウクレレです。
自分が購入する場合は、値段的なこともあってハナレイにするだろうなあと思います。
島村楽器さんには、これからも誠実にいい楽器を作ってほしいと思いました。