1 厚切りジェイソンさん
お笑い芸人の厚切りジェイソンさんの本を読みました。
「ジェイソン流お金の増やし方」という本です。
Why Japanese people ? のギャグがおもしろくて,とても好きな芸人さんです。
とってもクレバーな人なんですね。
ミシガン大学なんてアメリカ人でもあこがれの大学なのに,飛び級入学しているなんて。
まあ,それがきっかけで読み始めたんです。
あと,お金の不安もありました。
2 お金の不安
お金の不安というのは老後のことです。
年金では十分ではない気がします。
「ねんきん定期便」のおかげで,だいたいどのくらいの年金を受け取るかは分かりました。
でも,ここから所得税,住民税,社会保険料が引かれるわけです。
慎ましい生活してギリギリって感じです。
自分で貯めなきゃなあとは思うのですが,もう50代。
手遅れ感がすごいですね。
65歳とか70歳まで働かないといけないのかなあ。
まだ,健康だけどいつまで体力もつかなあ。
老後にしたいこと,または死ぬまでにしたいことを考えても,実行できそうもありません。
というわけで不安なんです。
3 株を買う気になれない
さて,普通の日本人よろしく私も株式投資はしてきませんでした。
私が就職した頃は,バブル末期。
NTT一株株主が話題となっていたころです。
その後,土地バブル退治とともに株価暴落。
株式を買えるようなお金を手にした頃は,もう株を買う雰囲気はなくなっていました。
この影響は強かったですね。
その後,株価は何度か上がったんです。
クリントンの頃にITバブルとか,いろいろありました。
でも,私は株を買う気にはなれませんでした。
その間に,銀行金利はどんどん下がっていきました。
定期預金の金利が1%を下回った時は驚きましたよ。
でも,その後は下がってもふ~んって感じでした。
麻痺していたんですね。
4 ついに株(投資信託)を買う
それでも,ついに数年前に株というか投資信託を買いました。
とはいっても積極的に買ったわけではありません。
こんな経緯です。
実は,若い頃から勧められて財形貯蓄住宅をしていたんです。
月々細々と。
そうしたら,もうすぐ満額になって減税の恩恵を受ける枠を越えるとか。
で,定年までの財形の額を減らして,その分イデコをしませんか,と誘いを受けたわけです。
それで,財形の額は減らしたんですけど,イデコについてはいろいろ調べてネット銀行の手数料の安いところで申し込みました。
そんな感じなので,財形と同じ感じで取り組んでいます。
たまに,運用額見てみると思いっきり下がっていたりしてびっくりします。
まあ時価ってそんなもんなのでしょう。
引落しができるわけでもないので,放置です。
満期になるころ株価が上がっていたらいいなあってくらいですね。
5 もっと投資するか
で,ジェイソンさんの本を読むと,インデックス投資をしなくちゃいけないような気になりました。
でも,50代の積極投資って破産の大原因らしいし。
躊躇します。
退職金もそんなに出ないらしいしなあ。
やっぱり細々暮らすのがいいのかなあ。
今から積立NISAってわけにもいかないですしね。
若い頃なら一も二もなく飛びついたと思いますけど。
しかしながら,この本を読んで金融に興味がわきました。
自分でできることを探して実行していきたいと思います。
でも,ジェイソンさんの節約術は参考になるなあ。
同じように実践するには,根性が足りなすぎて無理だと思いましたけどね。
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