久しぶりに物置に入り,古い書類を断捨離してます。
昭和末期,平成初期のものです。
片付けながら,細かな生活の変化を感じ取りました。
そのことについて,懐かしみながら話します。
1 B版だった
昔の紙ファイルはB5判でした。
今でもノートは,このサイズですね。
A判に変わったのは,平成初期だったと思います。
改めてB判ファイルを扱ってみて,こっちの方がいいと思いました。
ハンディですね。
1枚の書類の情報量もそんなに変わらない気がします。
戸棚も小さくてすみますし。
当時,A版が世界標準ですっという説明がありました。
デジタル時代になって,紙の大きさなんて重要じゃなくなったように思います。
ノートがB5主流なのは,こちらが便利だからでしょうね。
2 ファイルの留め具が金属だった
ファイルの留め具が金物でした。
いつのころからかプラスチックに変わりました。
金属の方が強度が高いってわけでもなさそうです。
ゴミの分別が不要なのでプラスチックの方がよいように思います。
また,金属だとさびて書類が汚れることもあります。
ステープラーの針やクリップもさびて跡がついていました。
でも,このカチャカチャ鳴る感じが懐かしいです。
3 書類は手書きが主流
考えれば当たり前なんですが,手書きでした。
ファックス原稿用紙という青い枠の紙に書いてました。
4mmマスは小さかったなあ。
ワープロ専用機が普及したのはこの直後です。
20万弱ぐらいだったと思います。
高かったなあ。
でも,ひな形がなくて一から書類を作ることや切り貼りで訂正したりすることを考えたら,高くたって絶対ワープロ代金払う方がよいって考えてました。
数枚綴りの書類なんて,何時間かけたんだろう?
思い出せません。
もう想像の彼方になってしまいました。
4 印刷は袋綴じ
両面印刷が一般的になったのは,A版が普及してからだと思います。
B判時代はB4に2ページ印刷して折っていました。
印刷機の精度が高くなかったのでしょう。
そのために紙折り機という専用の機械がありました。
まあこの機械,折り方を失敗することが多くて,無用の長物になってましたけど。
印刷機の向上に加えて,A3は大きいので折るのが面倒くさかったこともあると思います。
折りミス多そうですし。
袋とじをするとファイルが2倍の厚さになるんですね。
当然,棚がどんどん狭くなります。
そうして考えると,印刷機やコピー機の性能が向上したことで便利になったことはわくさんあるんだなと思いました。
5 やっぱりスキャンスナップはおすすめです
原則,いらない書類は捨てています。
中には,懐かしくて見返したくなるものがあります。
そういうものはpdfにして保存しています。
スキャナーとして富士通のスキャンスナップを使っています。
私のはごく初期のもので,XP時代のものです。
正式なドライバはもう提供されていません。
ググって何とかかんとかだましだまし10の時代にも使っています。
11の時代は,どうなるんでしょう。
不安です。
まあ,今はとりあえず不便を感じてません。
さすがに壊れたら替えようとは思ってますが。
でもスキャンスナップ,ほんとうに便利ですよ。
これほど効率的に書類をデータ化できるものはないです。
ソーター付コピー機でも同じことはできると思います。
でも家庭で使うのはこれが一番。
場所もとりませんしね。
ただ,もうちょっと安くなってくれたらいいと思うんですけどね。
断捨離してみて,昔のことって経験しているはずなのに,ほんと忘れていることが多いと思いました。
記憶の断捨離だけ進んでます。