1 控除の申請
私は月給取りですので,税金は職場でやってもらっています。
親は,ほぼ年金での生活です。
まあ父が少し漁業をやっているので,その分の収入はあるんですが。
それで,ほぼ控除等の申請は必要なかったのですが,今年は母が入院したものですから,医療費控除の申請をすることになりました。
正直,申請なんて初めてです。
というわけで,さすがにいろいろと調べてみました。
2 医療費控除とは
所得控除の一つです。
病院代かかりすぎたので,所得税をまけてあげましょう。
こういう制度らしいです。
ありがたや,ありがたや。
自分や自分と生計を同じくする親族の医療費が対象です。
まあ,自分だけじゃなく面倒みている人の医療費も含めますよってことですね。
で,母の場合は私じゃなくて父なんです。
なぜってそれは年金の額が問題でして。
扶養親族にするには所得制限があるのですが,年金額がそれを超えているので私の扶養にはならないのです。
なんだかなあ。
後期高齢者になってもこれじゃあね。
まあ税の公平性というやつです。
それで,医療費の額なんですが,これは10万円以上かかったら控除対象です。
これも扶養する側の年収が200万円未満の場合は総所得金額の5%以上かかったらになるんですが,さすがにそうはなりませんでした。
母親は85日間入院していましたので,さすがに10万円は超えました。
3 控除対象の医療費
で,次は何が対象になるかです。
医療費と薬代は当然です。
あと,入院で使用したもので食費以外の支払いも控除の対象になるから領収書とっていてくださいと話されました。
これ,ほんとかな。
まあ提出してみます。
あと,転院の時の介護タクシー代があるなあ。
介護タクシーで移動するくらいならそのまま入院させててくださいっていってもダメだったなあ。
この交通費は入るんじゃないかと思います。
実際,相談会があるのでそこで福祉課の方に伺ってみましょう。
それにしても,ほぼ3ヶ月の入院だったので,相当の額になっています。
せめて控除の対象になってくれたらなあと思います。
しかし,これでも後期高齢者医療制度によって,1ヶ月の医療費の上限は定められていたわけです。
日本の医療制度ってすばらしい。
それでもやっぱり高いけど。
4 医療費控除の明細書
四苦八苦しながら,医療費控除の明細書を作成しました。
難しかったなあ。
医療費の通知書に記載がある分は楽だったんですが。
入院が11月以降なので,この部分は載っていませんでした。
それで,病院の領収書などで作成しました。
病院ごとにまとめるので,けっこう大変でした。
領収書ごとだと分かりやすかったんだけど。
5 提出を控えて
どれが対象になってどれがならなかは,当日になってみないと分からないと思います。
まあ,当たって砕けろで聞いてみましょう。
ちなみに相談会は,2月11日(金)の建国記念日でした。
祝日にするとは,役所も変わったものです。
間違いがなければいいんですが。