ギスカブログ

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町県民税の申告相談

1 町県民税の申告相談

 町県民税の申告相談に行ってきました。
 いやあ大変でした。
 何がって待ち時間が。
 受付から終了まで5時間です。
 申告相談の時間は30分以内。
 いや,20分かかっていないと思います。
 残りが待ち時間。
 さすがにあきました。

2 世帯主がします

 うちの町の町県民税は世帯主当てに通知がきます。
 そして,世帯主が申告しなければならない家族を割り出すと。
 世帯主って,こんな仕組みで活用されるんだなあ。
 不思議な感じ。
 うちは父が数年前にかってに世帯主を変えたので,私がそうなっています。
 こういうのを相談せずにやるのが昭和世代ですね。
 もう面倒くさいので,いちいち小言はいいません。
 老親の誤りをたださず,です。
 孝の気持ちは薄いですが。
 それで申告者なんですが,勤め人は勤め先がするので対象外。
 子どもと母親は収入が少なすぎて対象外。
 なので,その父のみが対象なんですが,こういうのをきちんとしない人なので私がやります。
 まあ,自分が退職したときのリハーサル,一つの勉強,そう思って取り組んでます。

3 税務署が厳しいらしい

 それで父の収入なんですが,年金を除くと漁業の収入が100万以下なのです。
 役場の人にいわせると,ほぼ納税がないので昔は申告しなくとも問題にならなかったとのこと。
 税務署が100万以下のクラスもきちんと作りまして,それで申告させるよう指導しているとのことでした。
 まあ,法の下の平等ですから,厳格に運用するのはいいことでしょう。
 手間ひまとコストの問題は残りますけど。
 今日祝日なので,対応した職員の勤務どうなっているのか心配です。
 手当増し増しだったら,行政コストとして意味ないように思いますが。

4 税金の計算

 それで,父の税金を計算したところこうなりました。
 結果発表!
 町民税100円
 安い。
 それで,おまけの話がつきまして,この年金額とこの収入額だと所得税はなしになるという,条例があるらしいのです。
 なんでやねん。
 申告いらんかったがな。
 と私が思う前に担当の方が先回りをして,こう言いました。
 県の住民税の方が低くなるので意味はあります。
 まあ,特に医療費控除にかかわって。
 それなら,長時間待っても意味あったかなあ。
 そう思いました。

5 納税の義務

 なんやかんやで国民の三大義務の一つですから,果たすことに意義はあります。
 今回,収支内訳書なり医療控除の明細書なりを作って,税の仕組みの一端が分かりました。
 収入の種類によって税率も異なるし,経費の種類もいろいろだし,ほんと複雑です。
 いろいろ配慮してこうなっているのは分かりますが,にしてもこれ全体把握するのは一般人にはハードルが高い。
 税金は簡単が一番だと思いました。
 しかし,ちゃんと勉強していないといけないと思ったのも事実。
 ごまかされても自覚ないんじゃダメですからね。
 税金の本を読んでみようと決意し,会場を後にしました。
 三連休の一日が終わった,とも思いながら。