1 町県民税・所得税
さあめんどうくさい税金の申請の時期となりました。
今年度の町県民税の申告と前年度の所得前の確定申告を行います。
わたしは勤め人なので源泉徴収されています。
なのですが、高齢の父が農漁業をしています。
父はこういうのに詳しくありません。
というわけで、毎年代理で申告しています。
今日がその日。
年金以外で100万未満の申告日です。
収入が年間100万円以下なので、税務署ではなく役場で行います。
これが混み合うのですね。
なんのかんのでまる1日かかります。
うんざりですが、納税は国民の義務。
仕方ありません。
2 医療費控除
まずは、医療費控除からです。
年間10万円以上の医療費がかかると所得から控除されます。
母が年初に入院していたことから10万円を超えました。
年金生活をしていても、母の治療費は父が出しています。
というわけでこれも申告。
医療費の領収書も取っているのですが、これは直接使いません。
年に一度「後期高齢者制度 医療費のお知らせ」が送付されてきます。
これで1年間の医療費がわかります。
なので、それと領収書を付き合わせて確認します。
これは簡単。
あっとう間に総額がわかります。
とはいえ、病院までの交通費等も認められるので、これですべてではありません。
この辺りは、知識がないと損をするところです。
今年はこれがなかったので楽でした。
申請書も楽に作ることができました。
3 収支内訳書
次に漁業と農業の収支内訳書を作成します。
これがけっこうめんどうなんですね。
収入と経費に大きく分けて記入するのですが、漁船の減価償却なんて項目もあって、ちょっとした簿記の知識が必要です。
まあ父の場合、漁協への売り上げがすべてなので、漁協で作った資料を基に転記すればいいので楽なんですが。
でも、どこがどこに当たるかがわからないといけないので要確認です。
次に農業。
これがちょっと変わっていまして、震災後、組合に田を貸しているんですね。
近くの田の人たちみんなでまとまって貸しているのです。
それで、収入が出たり出なかったりするのですが、今年は雑収入という形で分配額がでました。
これを収入に加えます。
いずれにしてもわずかな収入なんですが。
しかし、申告しないと後でたいへんなことになります。
4 終わりに
書類をきちんとそろえていったことで、今年は早く終わりました。
昨年は午後までかかったのに、今年は午前でおしまいです。
ラッキーでした。
結局、住民税はほぼ払わないということになりました。
まあ、年金暮らしで健康のために続けているような農漁業ですから当然です。
1年に1回しか思わないのですけど、税金の知識ってほんと必要ですね。
きちんと学ぼう!
と思ってまた1年過ぎてしまうのですけれども。