サクラが散り始めました。
早いものです。
咲いていたのは1週間ぐらいでしょうか。
春の花といえばチューリップもそうですが、咲いているのはやっぱり1週間ぐらいです。
あっという間です。
そのわりにチューリップって世話が大変なんです。
なので、あまり栽培したくないというか。
どんどん咲き変わって1か月以上もつからです。
何をいっているのでしょう。
春の花で、風情の話ではなく、労働対効果の話をしてどうしようというのでしょうか。
とはいうものの、実際問題、風流というものは労働を離れて存在しているものですので、労働がからむと現実に引き戻されてしまいます。
純粋の風流を楽しめなくなりますものね。
なので、サクラに風流を感じる人が多いのは、あまり世話をしなくともよいからなのかもしれません。
さて、どの部署でも新しく異動した人が入ってきたことでしょう。
10日ぐらいたつと、どんな仕事をする人がだんだんとわかってきます。
わたしの隣の席にも一人異動してきました。
その人なんですが、日々暗い感じになってきています。
理由はとても簡単。
仕事ができないんですね。
ある時、悪いなあとは思ったのですが、ちょっと調べればわかることも逐一尋ねてくるので、ここにあるから調べてといったら訊いてこなくなりました。
いやまあ、親切でいったんですよ。
その方が応用も効くし、何よりインディアンは釣り方を教えるというじゃないですか。
でも、どうやら釣り方を学ぶことはなかったようです。
なにくそ見返してやる。
そう思ってくれたらいいのですが、どうもそうではないようです。
それで、どんどん仕事がたまっていくみたいです。
まあわたしも代わってあげるほどヒマではないので、ちょこちょこ手伝うくらいなんですけどね。
これ困ったなあ。
基本、わたしより年上なので教えるという感じでもないのです。
部署が替わって大変なのかなあ。
それにしても、そんなに難しくないことなんですけどね。
同僚の世話ってどのくらいやればいいもの何でしょうか?
これって相手がテイカー(人から奪ってばかりの人)だと、世話が世話じゃなくなってくるので、難しいんですね。
実際、となりの人、テイカーっぽいし。
つまり、自分から手伝おうとはしていないんですね。
どうしましょう。
普通なら距離をとるんですが、隣の席だし。
まあ、心理的に距離をとるくらいかなあ。
それにしても、こんなに困難ならどうして異動させたんでしょう。
本人の希望なのかなあ。
よくわからないけど、この異動は失敗なんじゃないかと思います。
人事ってよくわからない。
その人の分の世話をするくらい、自分も余裕がないからなあ。
見てるとこっちも気分が下がるので、なんとかならないかと思っているのですが。