もうすぐ渓流のシーズンもおしまいです。
秋は難しいのですが,久しぶりに挑戦しました。
紅葉にはまだ早いのですが,緑がきれいなのでそれだけでも気分は上々です。
1 ミノー・トゥイッチ
渓流の釣り方はいろいろありますが,私はもっぱらルアーです。
しかも,ミノーをトゥイッチして使う釣り方ばかりです。
なぜか。
この釣り方に衝撃を受けたからです。
私のルアー釣り入門は,メバルでした。
ワームのただ巻きです。
それから,90年代には,ブラック・バスをしました。
ワーム以外のルアーも使いました。
お気に入りはクランクベイト。
あのフグみたいなルアーです。
いろいろな釣り方がありますが,基本は静かに動かすです。
スロー・ローリングというやつですね。
トゥイッチするにしたって,たまにチョンチョンでした。
それに対して,渓流のミノー・トゥイッチのあの激しい動かし方!
警戒心が強いとされるヤマメが,それに食いついてくるという驚き。
こんな釣りは他にない,と思いました。
それ以来,できる場合は必ずこの釣り方でヤマメをねらいます。
さて,今回は釣れるのか。
2 淵をねらって
ねらう川は,漁協もない小さな川です。
ほとんどは浅い瀬になっています
カーブや大きな石の下が淵になっています。
ここが思ったよりも深いのです。
ここに魚が隠れています。
私のねらいめです。
まあ正直にいうと,毛針なら瀬もねらえるのですが,ルアーでは浅すぎてねらえないのです。
そんな事情もあり,淵をねらってミノーを投げ込みます。
渓流のルアー釣りでは,ねらったところに投げるのが第一。
ねらいを外せば,釣りになりません。
それどころか,倒木などに引っかけます。
私の対策は短い竿を使うこと。
メジャー・クラフトの3フィート6インチのものを使ってます。
約1m6cmくらいです。
激短竿ですね。
これでも外して岩に当てるのですから,腕についてはお察しください。
3 釣果
自分なりに沢歩きをがんばって粘りました。
今年は最後という思いです。
しかし,現実はやさしくありません。
残念ながら,ヤマメは釣れませんでした。
釣れたのは,これです。
アブラハヤですね。
ミノーが体の半分より大きいくらいです。
これにアタックしてくるとは。
逆に考えて,これはこれでめずらしい体験です。
ラッキーと考えることにしました。
それでも,やっぱりヤマメを釣りたかったという気持ちが残っています。
悔しいので,昔釣ったヤマメの写真を乗せておきます。
さて,私の渓流はこれでおしまい。
魚たちも元気に冬を越してほしいと思います。
まだ暑いけど。
来年は,顔を見せてほしいなあ。
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