ギスカブログ

 読書しながらスモールライフ「ギスカジカ」のブログ

9月の渓流釣り

 もうすぐ渓流のシーズンもおしまいです。
 秋は難しいのですが,久しぶりに挑戦しました。
 紅葉にはまだ早いのですが,緑がきれいなのでそれだけでも気分は上々です。

 

1 ミノー・トゥイッチ

 渓流の釣り方はいろいろありますが,私はもっぱらルアーです。
 しかも,ミノーをトゥイッチして使う釣り方ばかりです。
 なぜか。
 この釣り方に衝撃を受けたからです。
 私のルアー釣り入門は,メバルでした。
 ワームのただ巻きです。
 それから,90年代には,ブラック・バスをしました。
 ワーム以外のルアーも使いました。
 お気に入りはクランクベイト。
 あのフグみたいなルアーです。
 いろいろな釣り方がありますが,基本は静かに動かすです。
 スロー・ローリングというやつですね。
 トゥイッチするにしたって,たまにチョンチョンでした。
 それに対して,渓流のミノー・トゥイッチのあの激しい動かし方!
 警戒心が強いとされるヤマメが,それに食いついてくるという驚き。
 こんな釣りは他にない,と思いました。
 それ以来,できる場合は必ずこの釣り方でヤマメをねらいます。
 さて,今回は釣れるのか。

2 淵をねらって

 ねらう川は,漁協もない小さな川です。

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 ほとんどは浅い瀬になっています
 カーブや大きな石の下が淵になっています。
 ここが思ったよりも深いのです。
 ここに魚が隠れています。
 私のねらいめです。
 まあ正直にいうと,毛針なら瀬もねらえるのですが,ルアーでは浅すぎてねらえないのです。
 そんな事情もあり,淵をねらってミノーを投げ込みます。
 渓流のルアー釣りでは,ねらったところに投げるのが第一。
 ねらいを外せば,釣りになりません。
 それどころか,倒木などに引っかけます。
 私の対策は短い竿を使うこと。
 メジャー・クラフトの3フィート6インチのものを使ってます。
 約1m6cmくらいです。
 激短竿ですね。
 これでも外して岩に当てるのですから,腕についてはお察しください。

3 釣果

 自分なりに沢歩きをがんばって粘りました。
 今年は最後という思いです。
 しかし,現実はやさしくありません。
 残念ながら,ヤマメは釣れませんでした。
 釣れたのは,これです。

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 アブラハヤですね。
 ミノーが体の半分より大きいくらいです。
 これにアタックしてくるとは。
 逆に考えて,これはこれでめずらしい体験です。
 ラッキーと考えることにしました。
 それでも,やっぱりヤマメを釣りたかったという気持ちが残っています。
 悔しいので,昔釣ったヤマメの写真を乗せておきます。

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 さて,私の渓流はこれでおしまい。
 魚たちも元気に冬を越してほしいと思います。
 まだ暑いけど。
 来年は,顔を見せてほしいなあ。