ギスカブログ

 読書しながらスモールライフ「ギスカジカ」のブログ

結石はつらい

 朝テレビを見たら,結石を防ぐ健康番組をやってました。
 尿路結石。
 何度も経験してます。死ぬほどの痛みです。
 今回はそんな私の結石経験と発症した時の対処法についてです。

 

1 結石発症

 最初になった時は20代後半でした。
 忘れもしません。JRに乗っていた時です。
 背中が張るような筋肉痛のような痛みから始まりました。鈍痛です。
 そのうち耐えられないくらい痛みが増してきました。
 通りすがりの車掌さんに助けを求めました。
 冷たいものです。なんの力にもなってくれませんでした。
 私は次の駅で降り,公衆電話まで何とかたどり着き,自分で119番にかけました。
 救急車が来るまで長かったこと,長かったこと。
 あのサイレンがこんなに頼もしいことはありませんでした。
 この時,生まれて初めて救急車に乗りました。
 近くの総合病院に運ばれましたが,結局,結石だということは分かりませんでした。
 若かったからと思います。点滴を打たれたりモルヒネを処方されたりといろいろな治療が行われました。
 点滴のおかげで,おしっこをすることができました。それで石は体の外に出されたと思います。おしっこの重要性をまだ認識していませんでした。
 モルヒネのせいで帰宅してからおう吐したりもしましたが,その後痛みはぱったりおさまり,再発することはありませんでした。
 何の病気だったのだろうと当時は不思議でした。

2 最大級の痛み

 自分の結石史上,最大の痛みは30代後半の時に起きました。
 この時,まさにこの痛みの正体が分かったのです。
 それは,温泉に泊まった翌朝のことでした。
 朝食の後,背中が痛くて痛くてどうしても我慢できなくなりました。
 そして,おしっこがしたくてしたくて,でもトイレでは何もでません。
 どうにもこうにも我慢できなくなって,またもや救急車を呼びました。
 そして,病院にいってお医者さんから宣告です。
 尿管結石ですね。
 しかしその時は,病気の名前よりこの痛みをどうにかしてえ,という思いでいっぱいでした。
 病院でずっと痛い痛いといい続けていたのですが,結局は痛み止めを処方されて旅館に帰されました。
 最終的には,血の混じったおしっこが出て。痛みが弱まり症状がおさまりました。

3 自分なりの結石予防

 この後,結石でもう一度救急車に乗っていますが,その件はここでは省きます。
 さて,この世のものとも思えぬ痛みを避けるために,私なりに予防法をもっています。
 何回も救急車に乗っている人の予防法なんて,参考にならん!と言われるでしょうけど。

①やせる

 私の発症の根本原因は肥満だそうです。
 なのでダイエットしたり運動したりもしました。
 でもストレスでやせたり太ったりを繰り返しています。
 それでも,自分でこれ以上はというラインを設けてダイエットしています。

②水分を大量にとる

 もう水分は大量にとるようにしています。
 おしっこで石を流そうとしています。
 2Lが目安だそうです。
 でも,お茶とかはダメなんですね。シュウ酸が入ってるそうです。
 看護師さんは,何でもいいからとにかく多くとは言ってくれましたけど。

③上下運動をする

 これは,できた石が小さい内に下に落とそうという作戦です。
 ランニングやなわ跳びがいいそうで,時間があればやっています。
 なかなかつらいので,とぎれとぎれになってますけど。

④鎮痛剤を常備する

 仕事に行く,旅行に行く時も必ず持ちます。
 とりあえず頭痛や解熱に効くものでしたら,何でもいいです。
 まあ,お医者さんから処方されたものよりは効きませんけど。
 薬は背中にあやしい鈍痛がきたら即服用。
 そして水を大量に飲んでなわ跳びです。
 これで,とにかく石を出してしまいます。
 これでもダメで,発症したらすぐ病院です。
 痛みがきたら,もう何もできないですから。


 

4 一病息災

 結石を患ってから,体をいたわるようになりました。
 まさに一病息災,とはいっても何度も発症してるのですけど。
 こんな体でも,大事に使えば家族のためになりますから。
 そう思って,運動やダイエットをしています。