コード・ストロークで悩んでいます。
指の当て方もまだまだなんですが,今回はそこではありません。
リズムです。
8ビートの中に16分が入るストロークです。
うまく悩みが伝わるといいのですが。
1 ストロークは上下運動
ウクレレのコード伴奏は,コードを押さえて上下にストロークします。
上下で1組です。
ポピュラー・ソングは,8ビートが多いです。
8ビートとは,1小節で8回リズムを刻むやり方です。
こうすると4回上下すれば,伴奏ができます。
4ビートはその半分,16ビートは2倍となります。
まあ,4ビートは4回上からストロークをすることが多いのですけど。
2 空ピックという動き
すべてこれですめばいいのですが,そうはいきません。
ストロークに強弱を付けて,リズムを強調します。
8ビートでは,3回目と7回目を強調することが多いです。
それから,8回全部弾かない方法もあります。
例えば,2回目や5回目を省略する方法です。
1回目を省くと,シンコペーションになったりして複雑です。
ウクレレでこれに対応するのに,空ピックという技術を使います。
空ピックとは何か。
弦に当てないで空振りのストロークをする技術です。
ピックを使わず指でやっても,空ピックといいます。
例えば5回目を弾かない場合を考えてみましょう。
4回目のアップの後,ダウンの動きになりますがここを空振りし,6回目をアップ・ストロークで弾くのです。
どうしてこんなことをしているかというと,8ビートなら4回うでを振るというように,1小節で腕を振る回数を変えないためです。
腕の振り方を変えないと,テンポを一定に保ちやすいのです。
リズムよくウクレレを弾くために,必ずマスターしなければなりません。
3 結局は練習あるのみ
分かっている方には,まどろっこしかったでしょう。
でもここまで説明して,ようやく私の悩みをお話しできます。
こういうリズムの時,どうしたらいいのでしょう。
見てのとおり,2拍目だけが16ビートなんですね。
16ビートで空ピックを使ったら,4回目以外のアップは全部空ピックです。
ほとんどダウン・ピッキングだけになります。
それでも弾けるのですが,なんか違うような気もするのです。
それで次の方法を練習しました。
(1)2拍目だけ16ビートにして,後は8ビートで振る。
(2)8ビートで振り,2回目を親指と人差し指で二重アップ・ストロークにする。
リズム譜にはアップとダウンの記号があります。
(1)は,その記号どおりの弾き方です。
指定どおりなんですけど,16ビートと8ビートが混じるのでやりにくいのです。
(2)はお分かりでしょうか。アップは1回だけど,指を2つに分けて弦に当て音を2回出すという方法です。
何でそんなことを考えたかというと,これなら8ビートで弾けるからです。
とはいえ,考えるとやるとでは大ちがい。
いやあ,どっちも難しい。
(2)は音質の面でも難しいので,結局(1)の方法がいいのかと思いますが,現在どっちもできません。
まずは,練習あるのみでしょうか。
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