ギスカブログ

 読書しながらスモールライフ「ギスカジカ」のブログ

個人で家電リサイクルをするには

1 家電リサイクル

テレビを処分することになりました。

特定家庭用機器再商品化法家電リサイクル法)は、一般家庭や事務所から排出されたエアコン、テレビ(ブラウン管、液晶・プラズマ)、冷蔵庫・冷凍庫、洗濯機・衣類乾燥機などの特定家庭用機器廃棄物から、有用な部品や材料をリサイクルし、廃棄物を減量するとともに、資源の有効利用を推進するための法律です。」

という法律がありまして、この法律で定められた家庭用電気機器は、勝手に捨ててはいけません。

(環境を守るためには仕方ないかあ)という感じです。

対象となる家電は、この4つになります。

    • エアコン
    • テレビ(ブラウン管、液晶・プラズマ)
    • 冷蔵庫・冷凍庫
    • 洗濯機・衣類乾燥機

今回、処分したいのはブラウン管のテレビです。

まずは、処分の仕方を調べました。

2 処分の仕方

処分の仕方には3つの方法があります。

1 買い換えをする業者に引き取ってもらう

家電を買い換える場合に、新しく購入する店に引き取ってもらうという方法です。

どこの電気店でも対応してくれます。

Amazonでも対応しています。

なので、買い換えの場合はお手軽といえるでしょう。

ただし、料金がかかります。

わたしが処分しようとしている32型テレビの場合は、5720円(Amazon)かかります。

けっこうな金額ですね。

2 自治体に相談する

購入した店がはっきりしない、買い換えはしないという場合は、自分の住む自治体に相談します。

さっそくHPを参考にしたのですが、家電販売店にご相談くださいとしかありませんでした。

どうやら、購入していなくとも引き取ってくれる販売店は多いようです。

まずは一安心。

しかし、これも先と同様に高額な費用がかかります。

3 家電リサイクル券を購入し処分業者に持ち込む

実際に行ったのはこれでした。

家電リサイクルには決められた法定費用がかかります。

これは法律で決まっていることなので仕方ありません。

費用は家電リサイクル券の購入という形で支払います。

そして、決められた指定引取場所に自分で持ち込みます。

そこで家電を引き渡して終わり。

こういう処理に仕方です。

これは法定費用しかかかりませんので、もっともリーズナブルです。

ただし運び込む手間と時間がかかります。

3 処分の実際

1 家電リサイクル券購入

これが家電リサイクル券です。

どこで買うかというと郵便局です。

驚き!

委託業務なのでしょうね。

さて郵便局では、このリサイクル券に家電の種類やメーカーなどの番号を調べて書き込みます。

番号を調べるには、郵便局にある冊子でもわかりますし、QRコードを読み込むことでスマホなどで調べることもできます。

費用は、家電の種類やメーカーによってちがいます。

わたしが処分するテレビはパナソニックです。

費用は税込み2420円でした。

しかし、例えばソニーで同じ大きさだとすると3700円かかります。

1000円以上ちがうのですね。

びっくりです。

家電リサイクル券の購入には手数料も必要です。

わたしは窓口でしたので313円かかりました。

ATMですると262円ですむようでした。

この辺りは、郵便局員さんも詳しくなかったのか教えてくれませんでした。

ちょっと残念。

合計2733円が家電リサイクルにかかった費用です。

2 指定引取所への持ち込み

指定引取所の場所や営業時間は、一般社団法人家電製品協会のHPで調べることができます。

www.rkc.aeha.or.jp

ここで調べた最寄りの引取場所に持ち込んで終了です。

引取所では手慣れたもので、係の方の誘導にしたがって手続きをすればおしまいでした。

新たな費用もありません。

それにしても、32型のブラウン管テレビは重い!

最新の壁掛けができるテレビとは雲泥の差です。

腰がやられそうでした。

4 最後に

環境のためとはいえ、処分費用が高額なことに驚きます。

法定費用と同じくらい運搬費用がすることにもびっくりでした。

今回はブラウン管ですし、故障していたこともありましたので処分となりましたが、売れるものであれば、リサイクルショップに持ち込むのもありかなあと思いました。

こういうことも、きちんと調べないと損するんだなあ。

つくづく情報は大事と感じました。