今日は試験を受けました。
外部の試験です。
内部の昇進試験ではありません。
資格試験的なものですが、落ちると恥ずかしいので何を受けたのかはふせます。
しかし、こういう試験を受けるのは、ほんと久しぶり。
おそらく小型船舶の試験を受けて以来なので、10年以上受けていないのかなあ。
いやあ、緊張しました。
試験会場には、公共機関を利用してお越しください、とのこと。
とはいうものの、会場がだいぶ遠く公共機関も少ない地域在住の私は、有料駐車場を利用して会場へ。
コロナ対策の検温、手指消毒、通り一遍の手続きをします。
実は、会場はある大学の構内でついてまずトイレを探したのですが、コロナ対策なのかどの建物も施錠されていました。
今の大学ってこんな感じなのかなあ。
ともかく、会場に入ってトイレを利用し、試験会場で着席です。
受験番号による座席指定。
この感覚懐かしいですね。
受験者は30人弱くらいでしょうか、こぢんまりとした感じです。
みな緊張している感じです。
開始まで30分くらいあるので、参考書を読みました。
そうすると私につられたのか各々復習する者が増えたようです。
開始直前に注意事項の説明。
初老の男性が決められた台本を読みます。
内容は、配布された問題用紙の表紙にも印刷しているのですが、決まりなのでしょう。
当たり前のことを、そうだろうねと思いながら聞きます。
この試験官の男性、問題用紙を配布し間違えたりしていたので、やや不安でした。
助手にあたる若い女性の試験官が有能だったのでことなきを得ていましたが。
さて、いよいよ試験開始です。
方式は記述式。
時間は2時間。
ここで、私に大問題が発覚です。
字を書く筋力が衰えていました。
2問目に取りかかるともう指に力が入りずらくなってきたのです。
いやあ、人間っていろいろなところが衰えますね。
まさか、字を書くのがこんなに大変になるとは。
キーボードをたたいているから衰えていないかと思ったのですが。
それにウクレレも弾いているし。
それでも、使う筋肉って別なんですね。
論述の試験を受ける方は、視写など長い文を書く訓練をお勧めします。
時間内に書かなければというプレッシャーもあるので、けっこう負担ですよ。
対策を講じておくのがよしです。
さて、内容ですが、解答に自信のない問題もあったのですが、試験はとりあえず埋めるのが基本、という高校時代の恩師の言葉を信じ、すべてを書きました。
内容は怪しいものもありましたけどね。
一応、全部書き終えてちょうど終了10分前でした。
書き直す気力はなく、受験番号、氏名などの記入漏れの確認をしていました。
周りを見ると、最後まで取り組んでいる人が多く、自分との違いを感じましたが、まあ今さら人と比べても仕方ないって感じです。
採点者様にゆだねましょう。
なぜか、この10分間は自分の状況を見つめるマインドフルネスみたいになってましたね。
終わって、帰宅です。
お昼なのですがお腹はすきません。
駐車場の小銭を捻出するために、コンビニで炭酸水を買ったくらいです。
まだ、興奮状態だったのでしょうね。
さて、結果は1か月ぐらい後になります。
どうなっても、今の実力を出し切った、というかこれ以上はできなかったと思うので、受け入れることができると思います。
人事を尽くして天命を待つってこんな心境なのかも知れません。
初めて感じました。