ギスカブログ

心理学に興味津々「ギスカジカ」のブログ

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聞く技術は超重要!

 私はせっかちです。
 長い時間,人の話を聞くのが苦手です。
 こういうことなの?
 とまとめてしまいがちです。
 ダメですね。
 コミュニケーションが上手ではない。
 というわけで,こういう本を読みました。
 「プロカウンセラーの聞く技術」
 この本とてもよかったですね。
 勉強になりました。

1 聞くことは難しい

 最初に話すことは簡単,聞くことは難しいとありました。
 言われてみないと分からないですね。
 人は基本話したいと思っているから話せる。
 話す技術にうまいへたはあるだろうけど話せる。
 そういうことだと思いました。
 確かになあ。
 納得できます。
 公けで話すのは技術がいるけど,私ではべらべら話している人は多いですね。
 しかし,聞くのは難しい。
 話し手を飽きさせずに聞くのは難しい。
 確かに,興味ない話だと知らず知らずにやめてよっていう雰囲気作ってしまいますものね。
 知らず知らずの間に。
 いかにも興味あるように聞くのはたいへんです。
 それと関連して,興味深い指摘がありました。
 相手の質問は,本質的に訊かれていない。
 これです。
 納得だなあ。
 相手は答えを求めていないのです。
 圧迫面接のようなこっちを困らせる場合は別でしょうけどね。
 う~んなどと考えているようにすると,まあほんとに考えていたことがほとんどですが,勝手に答えを言って話を続ける人がほとんどです。
 これってきっと,聞いているかどうかを確かめたいんでしょうね。
 こんなことも含めて,話を聞くってむずかしいのだなあと思いました。

2 相づちの種類は豊かに

 それで,話を聞き続けるためには,相手に聞いていますよっていうメッセージを発し続けないといけない。
 そこで必要なのが相づちです。
 決して自分の話をしてはいけない。
 決して相手に質問してはいけない。
 でも,しかしを使っても行けない。
 そういうルールで聞き続けるのです。
 これ難しいですね。
 そういうときの武器が,相づちなわけです。
 「そう」や「へえ」だけで4・5種類使い分けなければいけないとのこと。
 それはすごいなあ。
 こちらの興味の具合も伝えないといけないのでしょうね。
 難しいなあ。
 でも,一方でこんな話もありました。
 相手の話に深く入ってはいけない。
 井戸端会議のおばちゃんは話を聞く名人。
 どういうこと?
 つまりですね,話を深刻にし過ぎずない。
 それから,聞いているようで別のことを考えている。
 こういうことができるようになるといいとのことです。
 分かるなあ。
 たぶん話している方も,深刻な返答は期待していないのですよ。
 自分で解決しなくちゃいけないのは分かってるけど聞いてほしい。
 たぶんこれが本音です。
 でも,聞いている方は主体性が発揮できないから我慢続きです。
 話を聞くのは1時間が限界。
 そう書いてありましたけど,こんなことをしていたら確かに1時間が限界ですね。
 集中力が持ちません。

3 相手のことは相手のこと

 井戸端会議のおばちゃんのところに関係します。
 相手のことは所詮相手のこと。
 そう分かっていることが大切です。
 私たち人間には,生得的に共感性があります。
 どうしても相手のことを自分のこととして理解しようとするのですね。
 しかし,これを押さえる。
 ある意味,生得性に逆らっているので,不自然な心理です。
 だが,これが重要。
 相手のことは相手のこと。
 親身になっていないようですが,結果相手のためになるんですね。
 なぜか。
 支援などの他力で解決しても,問題の根本は解決しないからです。
 心理的な問題は,自力で解決。
 たとえ薬などの医療の力を借りていても自力で解決。
 そうしないと心理的に健康になれないからです。
 聞き手はそれを助けるだけ。
 こういうわきまえが大切とのことです。

4 カウンセリング

 今までカウンセリングがよく分からなかったのですが,この本と出会って少し分かってきたように思います。
 聞く技術。
 これ,日常でも身につけていきたいですね。

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