1 はじめに
ケア・マネージャーさんと療法士さんが自宅に来ました。
家族が退院します。
そのため,自宅で事故なく暮らすための調査が必要になったのです。
こんなところも調べるんだと目からウロコでした。
2 段差チェック
まずは段差をチェックです。
最近はバリア・フリーの建物が多いですね。
自宅は昭和に建てられました。
バリア・フリーなどの考えは一般的ではありませんでした。
したがって,いたるところに段差があります。
元々の寝室はトイレから遠いため,居間で寝ることにしました。
廊下から居間の段差が10数㎝。
これも高齢者には大きな段差なのだそうです。
病院でも段差を超える練習をするとのことですが,置くタイプの手すりを置いた方が安全とのことでした。
次はトイレです。
トイレまではけっこう廊下を歩きます。
まあ,一般家屋なので短いのですが,高齢者には長いとのこと。
ここを歩行補助器を使って歩きます。
歩行補助器は手押し車の短いやつみたいなものです。
トイレまでは段差があるものの何とか越えることができそうとのこと。
トイレのドアは開くタイプなのですが,ここは日中開けたままにすることにしました。
固定するようにヒートンとひもで加工します。
お風呂はバリア・フリーになっています。
平成後期に改装したので。
しかし,浴槽に入るのは難しいのでシャワー中心に使うことになりました。
また,デイ・サービスを使ってお風呂に入れた方がいいのではという意見もあり,要検討になりました。
最大の問題は玄関です。
外出する時にここを通るのが難しい。
ケア・マネージャーさんは移動手すりの設置と台を置くことを提案。
しかし,療法士さんは車いすを使って移動式スロープを置いた方がよいとのこと。
実際に本人を世話している療法士さんの意見が通りました。
まあ,設置してみないと分からないですけど。
退院前に設置する際に,また検討することにしました。
3 その他の介護
食事についていろいろとアドバイスを受けました。
チューブによる栄養供給から自分での食事に切り替わりました。
しかし,ソーメン中心の食事とのこと。
まあ,好き嫌いが多かったからなあ。
それと血糖値が高いので甘い物は控えなければいけない。
とはいってもお菓子も食べるでしょうから,等分控えめな物を推薦してくれるそうです。
目を盗んで食べそうですけど,注意をしましょう。
ベッドの横に簡易トイレも設置することになりました。
まあ,病院でも簡易トイレは設置しているのですが,あんまり利用していないということです。
オムツをしているので,緊急時はそこにしているとのこと。
それでも,療法士さんが薦めるので取りあえず借りることにしました。
後から見直しもできるというので。
なんだかんだで,いろいろ借りなければならないようです。
はてさて,どうなることやら。
4 最後に
退院はうれしいんですが,家族全員介護は初めてなので不安でいっぱいです。
ケア・マネージャーさんとよく相談しながら進めなければならないようです。
いやいや,大変です。