祝日,することがなくて図書館に行きました。
1冊返却して本棚をぶらぶらします。
やはり自分の気になるジャンルは老後です。
今日は,年金の本を読みました。
1 年金は破綻するのか
一時期年金は破綻するという説が多く聞かれました。
年金未納問題の後ですね。
ちょっと懐かしい。
読んで調べたところ年金が破綻することはなさそうです。
100年安心。
とは,いかないようですけど。
どういうことか。
つまり,マクロ経済スライドなどの対策によって,給付金が変動するから大丈夫。
こういうことです。
年金制度は破綻しないけれど,十分な給付額が支給されるかは疑問。
まあ,こういうことです。
破綻はしないということには安心したのですが,注視していかないといけないようですね。
2 年金の加入期間
年金の加入期間は10年間です。
でも,これには免除申請があるそうです。
失業や収入額が一定に満たない人ができる制度です。
これは申請によるものです。
つまり,自分で手続きをとらないと未納になってしまう。
未納では10年間に算入されません。
知らないと不利になるの典型ですね。
で,免除期間は半額納めた計算になるのだそうです。
これは,年金の減資を税金で負担している部分があるので,その分は納めたことにするという考えだそうです。
そういう面からも年金制度ってよくできていますね。
やっぱり加入しておいたほうがお得なようです。
一時期の破綻騒動で加入していなかった若者が多いと聞きました。
今はどうなっているのでしょうか。
3 生命保険の役割
今回,本を読んで最も驚いたところです。
年金には,生命保険的な役割もあったのでした。
遺族基礎年金,遺族厚生年金というものがそれです。
年金をかけていた方が亡くなった際に,一定の条件を満たせば配偶者や子が年金受給ができるという制度です。
こういう不幸なことになってもかけてお金が無駄にならないのはいいですね。
もちろん起きないことが最善ですけど。
受け取るにはいろいろ条件があって,受け取れない場合もあるのですが,寡婦年金によってカバーできる場合もあるので,やはり年金機構に問い合わせてみることがいいようです。
これも当然ですが,手続きをしないと支給されないようです。
やっぱり生活を守るには知識が必要です。
まあ,恥ずかしがらずに役所や年金事務所に問い合わせることも必要だと思います。
まったく恥ずかしいことではないですから。
4 知れば知るほど
日本の年金はよくできていると思いました。
まあ,人口減社会という大きな問題はありますが,その範囲でできることをしているという印象です。
調子にのって,なんとかピアとか作ってなきゃ,もっと国民に愛されていたかも知れません。
それにしても知は力です。
知らないで生活を苦しくすることがないよう,いくつになっても勉強ですね。
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