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ぎっくりごしの予防

 今年の春,初めて「ぎっくりごし」になりました。
 いやあ,大変でした。
 恐くなって,いろいろ予防に努めてます。
 今回は,自分なりの「ぎっくりごし」予防をお話しします。

1 発症の経緯

 まさに突然の出来事でした。
 訪問先の玄関です。
 帰ろうと,脱いだスリッパを拾おうとした瞬間。
 衝撃が走りました。
 本当に,ギクッてくるんですね。
 そして,立つことが精一杯になりました。
 クルマまで,なんともない振りをして退散です。
 実はこの時,上司の運転手をしていたのです。
 勤め先まで戻るのに,長いこと長いこと。
 その日は,なんとかしのいで帰宅しました。

2 痛みをおさえる

 病状を軽くみていました。
 今思えば,すぐ病院に行けばよかったと思います。
 私のしたことといえば,ネットで対象法の検索です。
 参考にしたことは,こんなことです。

1 普段どおりの生活をする

 寝たきりよりも,普段どおりに過ごした方が治りが速いそうです。
 寝返りも自由にできない私には?でした。
 仕事もありましたし,すぐに採用しました。
 しかし,よくよく思えば全員に当てはまるわけもありません。
 どう考えても,病状によるでしょう。
 他人がそう判断したら,今自分はそういうと思います。

2 痛みがある時は,湿布・鎮痛剤を利用

 痛みは,思いっきりあります。
 即採用です。
 私は結石もちなので,鎮痛剤は常備薬です。
 朝,服用と湿布を貼って出勤することにしました。

3 コルセットを使用してもよい

 普段どおりの生活をするためなら,いいそうです。
 20代で腰痛を患った時のがあったはず,と動けない体でタンスを探索です。
 見つかって大喜びです。
 明日から着用することにしました。

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 さて,この対策がどうなったかといいますと。

3 対策してみて

1 普段どおりの生活をする

 がんばりましたが,初日は午後お休みをもらって寝ました。
 周りも気になって仕事にならんって感じだったと思います。
 とにかく,速く歩けない,立って腰が伸びないなので,デスクワークしかできません。
 取れる姿勢が限られているので,普段どおりは難しいです。
 でも,鎮痛剤が効いていて痛みはあまりありません。
 寝ていてもヒマなのです。
 できることをして,過ごしている方がよいと思います。
 そうなんです。
 普段どおりというよりは,できることをして過ごすっていうのが実態に合っていると思います。

2 必要なもの

 鎮痛剤は必須ですね。
 ないと暮らせない感じです。
 湿布もよく効きました。
 コルセットは気持ち楽になる程度でしょうか。
 発症後,1週間ぐらいは着用していました。
 クルマの運転が楽だったのは,コルセットのおかげかもしれません。
 それよりも必要なものがありました。
 杖です。
 杖がないと歩けないのです。
 私は,職場にあった棒(モップの柄)に布を巻いて滑らないようにしたものを自作しました。
 間に合わせです。
 こんなものでも,ずいぶん役に立ちました。
 しかし,かなり体重をかけるので,市販のものを購入した方がよいです。
 というか安全です。すべるとたいへんですから。
 杖の先がすべらないよう工夫されているものが使いやすいです。 


 

4 予防に向けて

 結局,治るまで2週間ほどかかりました。
 その後,こんなことに気をつけています。

1 上半身を垂直に保つ

 私は座っている時に姿勢がよくありません。
 すぐ背もたれにもたれかかってしまいます。
 立っているときはもちろん,座っている時も上半身を垂直にしています。
 背筋も弱いのですが,このことも姿勢と関係あるように思います。
 立っても座っても背筋を伸ばして,よい姿勢を保つようにしています。

2 できるだけ腰をかがめない

 足を伸ばしたままものを拾うことはやまめした。
 上半身を垂直にしたまま,しゃがむようにしています。
 重いものを持ち上げる時は,必ずそうしています。
 頭が重いので,てこの原理で負担がかかるような気がしています。
 慣れて自然にできるようになりました。

3 背筋と下半身を鍛える

 上記のことをするために筋力が必要です。
 背筋は苦手で避けていたのですが,なるべくトレーニングするようにしています。
 下半身は,まず歩くですね。
 階段を積極的に使うようにしています。
 歩く時は,姿勢に気をつけています。
 姿勢をよくすれば,バランスよく負荷がかかると思うからです。

 発症して半年になりますが,再発はしていません。
 普段の生活をよくすることが予防につながっているように思います。
 これからも気をつけて過ごします。
 あんな痛みはこりごりですから。