ギスカブログ

 読書しながらスモールライフ「ギスカジカ」のブログ

釣れたのは、フグ

 久々の釣りです。

 暑くなると私は釣りから遠ざかります。

 理由は簡単。

 日焼けが嫌だからです。

 小中学生の頃は、まったく気にならなかったのですが。

 焼けてどうこうというよりも、日光にあぶられている感じがダメなんですね。

 というわけで、日差しの弱まる夕方に行ってきました。

 いつもの防波堤です。

 ねらいは根魚です。

 しかし、いくら東北とはいえ、夏は根魚がしぶい。

 水温の関係か、岸によらないのです。

 かといって、その他にねらえる魚がいるわけでもなく。

 船なら問題ないのですけど。

 夏は、アユとかナマズとか川の方が気分がでます。

 今度、アユがのぼったかを確かめに行ってみましょう。

 さて、根魚釣りです。

 パールホワイトのワームを付けて投入。

 ワカメやカンジキが岩についていますので、環境は悪くないようです。

 でも、当たりはなし。

 ついでに、タナゴなど小魚の魚影もなし。

 こりゃだめかなあと思ったら、急に竿先が重くなりました。

 まったく魚感がありません。

 俗に引かない魚をぞうきんファイトなどといいますが、これはそれよりも生命感がありません。

 藻でもひっかけた。

 と思っていたらあげてみれば魚です。

 これでした。

 写真がヘタですみません。

 分かりにくいですが、フグです。

 この辺りにも、こういう小さいフグはいるのですが、食べないので関心が持たれていません。

 ただ、フグはワーム釣りの天敵です。

 固く小さい口で、ワームを囓りとります。

 釣れもしないのに、ボロボロにするのです。

 仕掛けの消費が増えるけれど、漁獲量は上がらない。

 そんなやつなのです。

 で、ワームは見る影もなくボロボロ。

 あきらめて、カブラに替えました。

 カブラというのは、ワームの代わりにサビキ状の魚皮がついた仕掛けです。

 これでも囓られる時は囓られるのですが、ワームほどではありません。

 しばらくして、またぞうきんファイト。

 本日2匹目のフグです。

 なんとかフグっぽく撮れました。

 ここで、今日の釣りは終了です。

 フグが釣れると根魚釣れない傾向にあるんです。

 ちょっと残念な結果となりました。

 写真で分かるように、今日はなつかしのスピンキャストを使いました。

 ダイワのジュピターX25LD。

 これかっこよかったんですよね。

 性能は、まあ語るのはよしましょう。

 でも、デザインが好きで時々引っ張り出して使ってます。

 現代の技術で、もう一度作ってくれたらなあと思います。

 最後にフグですが、当然すぐにがしました。

 ふくれた腹を引っ込めて、水底へと帰っていきました。

 再会はなしにしたいです。

 お元気で。