1 はじめに
釣りをするとき,何に道具を入れておくか。
これ,けっこう重要な問題です。
私のように動き回って釣りをするタイプには特に。
今回は,釣り道具の入れ物について話します。
2 ウエストバッグ
最初に結論をいいます。
ウエストバックが最高です。
なぜか。
両手が完全に自由になるから。
釣りって,片手で準備できないものなんですね。
糸を結んだり,仕掛けを作ったりする時には,どうしたって両手です。
なので,ウエストバックが最高なんです。
中でも,上部がフタのようになっていてちょっとだけものを置けるものがいいです。
私は,このベルズのウエストバックをもう数十年レベルで愛用しています。
これほんと使いやすい。
偶然買ったんですけど,最高にラッキーでした。
ポケットも多いし,防水だし。
荷物はたくさん入りません。
でも,そのことがかえってよかったりします。
釣り方がしぼれるので。
あれもこれも持っていったって,やる釣りの種類は限られています。
最初から,今日はこの釣りをする。
そういう風に釣り方を決めさせる量でもあるんです。
壊れたらどうしよう。
本気でそう思ってます。
3 ショルダーバッグ
これは釣りの動画を見ていて,よさそうに思えたんですよね。
それで使ってみたんですけど,よくありませんでした。
まず。フタが長い。
めくって道具を出しても,フタがじゃまをする。
釣りって,一つ道具出して終わりじゃないんですね。
はさみだして,次にペンチ出してっていうふうにいくつも出したり入れたりします。
で,その度にフタがじゃまをする。
細かい作業なので,いらいらするとできないんですね。
だから,これはダメです。
じゃあ,フタがないタイプならいいの?
そう考えるでしょうね。
ダメです。
キャスティングのじゃまになるんです。
ショルダーバッグは利き腕と逆に方にぶら下げるんです。
まあそれでたいていはじゃまにならないんですが,どうしてもバックキャストをする時がありますので。
バックキャストとかをするのは,別にしたいからするわけじゃないんですよ。
竿を振る方向がそっちしかないからするのであって,つまり仕方なくするのであって,窮屈な投げ方をしていることが多いのです。
バッグにかまってる余裕はないわけです。
全部オーバーハンドやスリークォーターで投げられる防波堤みたいなとこだったら問題なしですけど。
それでも,仕掛け交換の際の不便さは残るなあ。
防波堤は風が強いですからね。
4 プラスチック製のウエストバッグ
これはメイホウ製なんですが,ZEALのものを雑誌で見て便利そうなので買いました。
実際,ハードルアーだけを使うのであれば,便利です。
スナップ付けとけば,ルアーチェンジも速いし。
いいんですけど,動くとルアーがカチャカチャ鳴るんですね。
それを気にするかどうかです。
私は,何回か使ってみたものの,結局ウエストバッグに戻りました。
5 タックル・ボックス
私はタックル・ボックスはあんまり使わないのです。
動き回って釣るのが好きなので。
まあ,ヘラブナ釣りやニジマスの管釣りの時は,動かないというか動けないのでタックルボックスも使いますけど。
ヘラブナ釣りは時間かけて寄せて釣るからいいんですが,管釣りなどその他の釣りは結局場所移動をしますからボックスを持ち歩くことになります。
それが不便なんですね。
船釣りなんかはいいんでしょうけど,あまりしないので。
私のタックル・ボックスは家での道具入れになっています。
6 最後に
ほんとはバッグを持たないで釣りをしたいくらいなんです。
でも,そうはいきませんからね。
周囲の釣り人見てるとウエスト・バッグ派は案外少ないような気がします。
一番多いのはクーラーっぽい大きなバッグを持っている方ですね。
それが普通なのかもしれません。
落ち着いてじっくりと臨む。
それが主流なのでしょう。
私がこんなスタイルになっているのは単に落ち着きがないためなんだと,自分では思っています。