1 はじめに
今日は,図書館に行って「カウンセリング教室」の続きを読みました。
この本は,カウンセリングについて書いてあると思って読み始めたんです。
まったく違ってました。
カウンセリング教室の運営について書いてあるのでした。
それで,ちょっと期待はずれというか期待ちがいでした。
感想を話します。
2 カウンセリングの報酬
日本と欧米の報酬感のちがいを述べています。
まあ,分かります。
決まった報酬を払う・受け取るのが一番いいと,私も思います。
これ,事例になっている昭和の日本から今はかなり変わってきていると思うんですが,令和の日本だとコスパの問題になると思います。
カウンセリングを受けた人が価値あると思えば,また利用するでしょうし。
日本の公的なところのカウンセリングだと税金に営業しているので,カウンセリングって無料のところがまだありますね。
福祉関係とか。
あれってリピート率どのくらいなのかな。
無料だから受けてる人もいそうですけど。
それと,カウンセリングの受け止め方によっても報酬についての考えが別れそうだと思いました。
日本って「カウンセラーさん,私大変なんです,なんとかしてください」っていう人が多い気がします。
たぶん主流でしょう。
でも,この本読んで分かったことは,カウンセリングの正しい利用法はそうじゃないのが分かりました。
カウンセリングって,カウンセラーの助けを借りて自分でなんとかするために受けるんですね。
この考えが普及する日は,日本にくるんでしょうか。
私は,ちょっと悲観的に思ってますね。
いい悪いじゃなくてね。
あっ,来るといいなと思ってますよ。
3 家族の団らんについて
欧米は個人主義です。
でも,この本によると家族で個室にこもるのは○才からとか家庭の決まりがあって,普段はリビングに集まるようにしているそうです。
そうなんですね。
日本の団らんの壊れ方は,もう止まらない感じですよね。
あげくは,引きこもりとかニートとかだし。
確かに,家族の団らんってある種努力しないと維持できない感じですね。
家庭内で個人で暮らすのがいいってのが今の日本なのかなあと思います。
で,自分の居場所うんぬんをいう人は,この家庭内で個人生活が問題なんだろうなあとは思いました。
家族団らんって,精神衛生上効果があるんでしょう。
自分自身の成長を振り返ってもそう思います。
でも,どうでしょうね。
程度問題のような気もしますね。
年齢によっては,家族から離れる場合も必要ですし。
まあ,カウンセリング受ける方は,どこかで負荷がかかってるので,家庭が安定しているっていうか,日常的な人間関係が安定しているって大事なんだと思います。
四六時中,精神的戦場に居れませんですからね。
でも,西欧的な精神的学習というか訓練する必要って,やっぱりあるのかなあ。
ちょっとは学習する必要はありそう。
そう感じました。
4 最後に
その他,プライバシーについてもいろいろ勉強になりました。
ただプライバシー保持がカウンセラーの信用性の観点から述べられているところは,まあ自分にはそんなんどうでもええがな,みたいに思いました。
全体として,カウンセラーも大変だなあと感じました。
カウンセラーってこんな仕事する人っていう認識が広まるといい思います。
たぶん,そうなれば理不尽なことに巻き込まれることも減りそうですし。