ギスカブログ

 読書しながらスモールライフ「ギスカジカ」のブログ

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50代でバイクの免許を取った(前編)

 釣りに行くときのアシは,カブ110です。
 旧式の通称中華カブです。
 なぜか人気がないので,中古で安かったのです。

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 カブは高いので,うれしかった。
 原付は,小回りがよく近所のアシとして最高です。
 実は,免許を取ったのは2年前で,50過ぎてからでした。
 今回は,小型2種(オートマ限定)を取った話をします。

 

1 ほんと原付1種って

 前から原付2種に乗りたいと思っていました。
 50のカブに乗っていたのですが,不便で不満があったからです。

1 30km制限


 有名ですが,原付1種の最高速度は30kmです。
 自分一人で走っている時は,問題ありません。
 しかしですね,後ろからクルマがくると状況一変です。
 追い越してくれればいいですよ。
 でも,状況的に追い越しが難しいときのあのプレッシャー。
 こっちも遅くしたくてしてるんじゃないんです。
 分かってください。
 まあ,そんな感じです。

2 2段階右折

 3車線ある交差点では,2段階右折です。
 3車線ってあんまりないんじゃって思うでしょ。
 2車線で右折レーンがあったらもう3車線なんです。
 そっちこっちにあります。
 たまに混み合っていると,2段階の方が早かったりします。
 それに安全なので,そこまで不満はありませんでした。
 でもですね,一番左で右にウインカーを出すと,たまに後ろ車が距離をとるんですよ。
 おかしなやつがいるみたいな感じで。
 いや,正しい作法なんです。

3 パワー不足

 
 学生のころ,50のスクーターが愛車でした。
 50とは思えないほどパワフルでした。
 最高速は出ないけど,加速はバッチリ。
 そんな感じでした。
 今の50は,排ガス規制でパワー・ダウン。
 ほんと普通の坂を登るだけで,ゆっくり速度が遅くなります。
 ちょっとコントの演出です。
 世界的に50のバイクはなくなっているっていいますけど,分かります。
 実用的とはいえません。

2 自動車学校もいろいろです

 というわけで,原付2種に乗ることを決意しました。
 オートマ限定です。
 理由は,教習時間をできるだけ短くしたいから。
 仕事しながら通う場合,そんなもんです。
 それに,移動ならスクーターが楽ですし。
 できるだけ安い教習所を探しました。
 ここで,究極の選択が発生。

 A 安いけど,延長料金がかかる。
 B 高いけど,延長教習が無料(2万弱くらいプラス)。

 さて,どうするか。
 年齢的なことを考えれば,Bが最適解。
 絶対,失敗して延長料金がかかるにちがいない。
 とは思ったのですが,結局入校したのはAの学校。
 説明を聞いた時の雰囲気がよかったのですね。
 まあ,自分の能力を過信していたのかもしれません。
 ちなみにAの学校も40代までだったら,ちょっと加算して延長無料がありました。
 年齢差別,いや最近の高齢者逆走報道見てると文句いえなくなりますね。
 申込時の料金は,自動車免許持ってたので8万ぐらいでした。

3 2日で小型オートマの教習は修了なんですって

 バイクの小型オートマ限定は2日で取れるよう法改正した,といわれます。
 正しいのですけど,現実はそううまくいきません。
 そもそも小型オートマを取ろうという人が少ないので,そのコースもあるよ的な学校が多いのです。
 私の通った学校でいうと教習車は1台でした。
 逆に,いつもバイクが同じだから慣れも早かったですけど。
 それじゃあ,教習予約を取るのが大変と思うでしょ。
 大変でしたけど,教習車の問題じゃありませんでした。
 じゃあ何かというとですね。
 自動車学校の最優先は,18歳の若者の自動車免許なんです。
 ドル箱です。
 で,4輪教える先生が2輪も教えるよ,なので予約で負けるんです。
 先生無限にわいてきませんからね。
 あとですね,最近はやさしく教える自動車学校が人気でして,1人の先生が最後まで教習ってコースもあるんです。
 当然,別料金で。
 まあ,予約とれませんね。
 結局,仕事の関係もあったからですけど,3週間ぐらいかかりました。
 早くは取りたかったけれど,特別急ぐ理由もなかったので,まあよかったですけど。

 長くなったので,続きは明日書きます。
 60の手習い,50のバイク免許。
 いろいろ大変でした。