1 利率が上がっています
日銀植田総裁の発言に注目が集まっています。

今月(令和7年12月)の金融政策決定会合で政策金利を上げるのではないか。
そう予想する金融業者が多いためです。
前回、金利を上げたことで、ほんの僅かですが預金金利も上がりました。
金利のある世界が戻ってきたという、経済専門家も増えてます。
それを受けて、国債の利率が上がってきています。
2 利子がほぼなかったデフレ時代
これまで日本国債に興味はありませんでした。
なぜか。
利率があまりにも低かったからです。
このあたりの元本保証商品の利子はないも同然でした。
なので、どれも同じなら一番面倒くさくない普通預金でいい。
こういう考えだったのです。
それが、最近、急速に変化し始めました。
といっても1%を超えるのはまれですが。
注目したのは、個人向け国債。
あと少しで利回りが2%というところまで来ているとか。
1年以内に使う予定のないお金を預ける先として、候補となり得るポジションです。
3 個人向け国債
みなさんご存知の通り、国債とは国の借金証書です。
これくらいの利子を払うので、お金貸してください。
こう国がいってるので、貸してあげる。
まあ、こういうイメージでまちがいありません。
国債は、借用証書ですので、期限がくれば満額返金されます。
利子も付きます。
国が相手ですので、まあ倒産することはないでしょう。
そういう意味で、安心できる投資先です。
しかも個人向け国債には元本保障があるので、一定の期間(変動10年は1年間)が過ぎれば、いつでも換金できます。
さらに安心が増している投資先というわけです。
1年間は動かさない予定の余剰資金の預け先として、かなり有望です。
特に、銀行の預金保障の上限である1000万円を超える資金がある場合、保障ある預け先はこれぐらいです。
まあ、証券口座の資金等も保障されますが、こういうものは利子がつきませんので、個人にとっては候補に上がりづらい麺があります。
4 超長期国債
20年もの、30年もの、40年ものです。
すごく期間が長いですね。
なので、超長期国債と呼ばれています。
個人向けじゃないのに個人で買えるの?
わたしは最初はそう思ったのですが、個人でも買えるのでした。
これの利率が高くなってきています。
30年もので3.2%ぐらいあるのです。
これぐらいだと、普通に投資商品として魅力ありますね。
しかも国債だから倒産リスクもないし。
といいことずくめのようですが、もちろん問題もあります。
1つは、個人向け国債のような元本保証がありません。
途中売却したら、その時の時価で売れるだけなので、増えることあるし減ることもある。
そういう意味では、普通の債権です。
しかし、債権だから満期までもてば元本が返ってくる。
そういう保障はあります。
ありますが、超長期なのでインフレ負けするんじゃないかという不安はあります。
なにせ、インフレ時代に入りましたから。
戦前の国債なんかは、戦争もあったからですけど、インフレでほぼ紙くずになったといいますし。
超長期には、そういう不安がありますね。
米国債みたいに4%超えで、世界一の金持ち国なら超長期でも大丈夫なような気もします。
でもまあ、米国債も含めて外国の商品には為替リスクがあるので、それはそれで考えることが増えるのですけど。
なので、個人が超長期国債の扱うのは、止めといた方が無難でしょう。
5 現金比率
資産は安全資産とリスク資産に分散させて保有するのが常識です。
何を安全、何をリスクとするかは個人の判断基準によるでしょうけれど、一般的には現金や預金・個人向け国債などは安全資産、株式などはリスク資産です。
バフェットさんが現金比率を高めているという報道もあり、今は安全資産を増やしておいた方がいいという意見が増えてきました。
とすれば、現金か普通預金の割合を増やそうかなと思ってしまいます。
今は、日米とも株高。
株を買えば資産が増えるという局面ではあります。
しかし、暴落局面になる可能性もなきにしもあらず。
AIバブルなのではないかという疑いの拭いきれません。
そこで、個人向け国債変動10年ものを購入しようか。
そういう悩みをもつわけです。
ちょうどとある社債が満期返還されたばかりなので、それをそのまま国債にしようかと思っているのです。
安全資産へのシフトという考えもできます。
しかし、決めきれないんですよ。
第189回個人向け利付国債(変動10年)の利率が1.230。
微妙な利率なんですよね。
定期預金より高いことは確かなんですけど。
6 暴落はチャンス
これは優待投資家の桐谷広人さんの言葉なんですけど、暴落が来るんだったら普通預金でもっていて、安くなった金融商品の購入費に充てればいい。
こういう考えも捨てきれないんですね。
かなりヤマっけのある考えなんですが。
フリーハンドでもっていた方がいいか、安全資産に振りわけるか。
煩悩が捨てきれません。
まあ、いずれにしろ自分が用意している額なんて、世の中から見れば、そんな少額で悩むなよってレベルではあるんですけど。