1 退職後の悩み
悩みはこれ。
老後というか退職後、収入をどう確保するか、です。
多くの人の悩みでしょう。
もちろんわたしもです。
ライフプランセミナーを受講したことで、改めて考えさせられてます。
どうもお金が足りなくなるらしいのですよ。
まあ、講師が不安商売してるのかとも勘ぐりましたけど。
とはいえ、確かに不安です。
それで、収入の確保についていろいろ考えました。
2 年金
収入の柱は年金です。
勤め人なので、国民年金と厚生年金。
なんですけど、現在の年収の3分の1から4分の1ぐらいになります。
その範囲で暮らせば問題ない。
とはいうものの難しいですね。
突発的な支出もあるでしょうし。
他の収入も考えなくてはなりません。
3 預貯金
今あるお金を少しずつ取り崩す。
退職金もこれに含めます。
王道ですね。
実際的なんですが、減っていくことへの恐怖があります。
絶対増えないという恐怖。
やだやだ。
とはいえ、いつまでも取り崩し続けるというわけではなく、年金までのつなぎと考えればいいでしょう。
あわよくば、年金の受給を遅らせて、年金支給額を増やすこともできる。
5年で1.4倍になるそうですから。
でも、5年も取り崩し続けるのか。
いや、65歳の前から無収入だったらもっと長いのか。
う~む不安。
なんて考えましたけど、今から預貯金が増えるわけもないんですよね。
なのでそんなに長く持つわけはないと。
4 高配当株、債券投資
次に考えられるのがこれです。
配当の再投資はなし。
増やすためにするのではありません。
配当金を生活費に充てていく。
そういうスタイルです。
うまくいけば元本も減ることはない。
なんですけど、問題はあります。
まずは高配当株。
アメリカの高配当株ファンドに投資するなら楽です。
1種類に投資すればいいし。
バンガード 米国高配当株式ETF(VYM)とかね。
ですが、為替リスクがあるんですね。
特にファンドを買うときに円安ドル高だと大変。
あんまり買えません。
円の力が弱いから。
正に今(2024年8月)がそう。
それと、価格の乱高下もあるし。
なおかつ配当金をもらう時に円高ドル安だと、お金が減ります。
あるんですよね、案外。
一般的にじゃなくて、自分が買った時に比べてだからなあ、心情的には。
あと暴落ですね。
今起きてますけど。
株にはつきものですから。
じゃあ日本株へとなるとこれはこれで問題がありまして。
いい投資ファンドがないんですね。
そうするとどうなるか。
個別株投資になります。
そうするとアクティブ投資と同じで、個別の会社の経営状況を調べなくちゃならないんです。
面倒くさい。
数年で結果がほしい高齢者には厳しい。
高齢化とともに知力・判断力も不安になってくるし。
自分には難しいなあ。
では、債権はどうか。
日本の社債だと、経営安定しているところは1%ぐらい何ですね、クーポンが。
まあ利率低すぎ。
それでも預貯金よりはいいんですが。
植田総裁、金利上げて評判下げてますけど、今の0金利ってほんとにいいんですか。
庶民が手にするはずの銀行金利をゾンビ企業につけまわしているように感じますが。
それはさておき、債券の利率です。
格付けあやしいところだと3%ぐらいいくんですけど、一般的には低すぎです。
となれば米国株と同じく為替リスクがあると。
まあ倒産しなければ、クーポンの額は変わりませんから、それはいいんです。
現在、世界一信頼できる米国債で4%前後でしょうか。
為替問題がなければ一番お年寄り向きなんですけどね、米国債。
今は歴史的といっていいくらい高利です。
なので債券系のFPは今買えの大合唱。
一面の真理はあります。
ありますが、ドル高じゃなきゃなあって思います。
5 労働
最後は働き続けるってことです。
でも、今と同じ仕事は体力的に無理だしなあ。
かといって畑違いの仕事を覚えるのも大変。
スキルを身につけてこなかったつけですね。
副業すすめる人は多いけど、副業おじさん、成功への道はけわしいですよ。
6 まとめ
これで決まりってのがありませんでした。
まあ年金の補助と割り切り、投資や労働をしていくしかないようです。
電気・ガス・水道・住宅費(固定資産税を含む)を利子や配当金でまかなえたらなあ。
そうすれば楽なんだけど。
人生、何歳になっても悩みはつきないようですね。
楽隠居って、どうやったらできるのでしょう?